2008.05.23 Fri
調べる技術・書く技術

調べる技術・書く技術 (講談社現代新書 1940) (講談社現代新書 1940)
(2008/04/18)
野村 進 商品詳細を見る
満足度★★★
「書き出しに全神経を注ぐ」
本書の、“原稿の書き方”の章では、
文章を書く力の7、8割を書き出しに注ぐべきだ、
と説明されています。
こう言われると、単なるブログ記事の書き出しでさえ、
ちょっと書くのに緊張してしまいました。
さて本書は、あるテーマを設定して、それを調べて、
人に聞いて、文章にまとめる技術を解説した本です。
最初は、バーバラ・ミントさんの名著、
「考える技術・書く技術」系の本かと思いましたが、
本書は全く違ったテイストです。
メインとなるのは「ノンフィクション」の書き方。
ですから、本書で特徴的なのは、
取材の申込みから、インタビューの仕方、
そして、その後のフォローまでが詳細に書かれている点です。
こう書くと、インタビューする機会など、
あまりない人には、役に立たないような印象を与えそうですが、
そんなことはありません。
ビジネス上でも活かせる智恵が、本書には詰まっています。
著者の野村進さんは、本書の最後に、
「人に会い、話を聞き、文章にする。(中略)
こんなことを繰り返すうち、知らず知らずに自分が豊かになっている。」
と書いています。
私は、別にノンフィクション作家になるつもりは全くありませんが、
「人に会い、話を聞き、文章にする」ことは、
本書を参考にして、繰り返し実践していきたいと思います。
この本から何を活かすか? 「自分の書いた文章を読み返すときには、
必ず声に出して読むこと」
本書の推敲を説明するパートには、上記のように書かれていました。
ということで、この記事も、声に出して読んでみました。
ちょっと、恥ずかしいですね。
とりあえず、つっかえたり言いよどんだりした部分を修正しました。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| ビジネス書とか | 10:25 | comments:2 | trackbacks:2 | TOP↑



こんばんは!
「読みやすい文章」ってのは例外なく「自然なリズムで音読できる文章」ですよね。
不肖・私も、無理なく音読できるか否かには気をつけて文章を書くようにしています。
それにしてもikadokuさんの文章は非常にすっきりとしていて、いつも感嘆しています。おこがましいことを承知で言いますが、実に「うまい」。
余分な贅肉を極限まで削ぎ落としたような感じ。ついつい憧れてしまいます!
| ドクエメット | 2008/05/23 21:49 | URL | ≫ EDIT