活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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TraveLife

満足度★★
付箋数:15

  「本書でシェアしたいことは、旅こそひとりの人間として
  成長するための良き師であり、インスピレーションの源では
  ないかということ。そして旅という最良のツールとリソースを、
  より多くの方々に活用してほしいということ。」

本書はハワイと東京の2拠点でデュアルライフを送りつつ、
世界中を旅してまわっている本田直之さんが、
旅から得た35の大切な気づきをまとめた本です。

旅の有用性は、昔から多くの賢人によって語られてきました。

本書の中でも紹介されていますが、旅にまつわる名言を
いくつか挙げてみましょう。(以下、敬称略)

  ・旅をしない者は人間の価値を知ることはできない。
   ―ムーア人の諺

  ・世界は1冊の本のようであり、旅をしない者は本の最初の
   ページだけを読んで閉じてしまうようなものだ。
   ―アウグスティヌス/神学者

  ・真の発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。
   新しい目で見ることなのだ。
   ―マルセル・プルースト/作家

  ・旅は真の知識の大きな泉である。
   ―ディズレーリ/政治家

  ・旅の過程にこそ価値がある。
   ―スティーブ・ジョブズ/起業家

  ・移動距離とアイデアは比例する。
   ―高城剛/クリエイター

本田さんは、人生で初めての3つの旅を通して
旅が自分の人生を形づくり、大きな刺激を与えて
くれることに、気がついたようです。

最初は1990年に行った1ヶ月間のフィジーの旅。

まだ英語もあまりできない大学生だった本田さんは、
この旅で、語学や知識などの自己表現のツールを身につける
必要性を痛烈に感じました。

次が1991年に卒業旅行で行ったハワイの旅。

この1ヶ月の旅で、本田さんはハワイの文化に触れ、
「いつかここに住みたい」と目標を明確に持ちました。

3度目は1995年から2年間の米アリゾナのビジネススクールへの留学。

この留学で自己主張の必要性や本物の個人主義を体感し、
年功序列ではないキャリアデザインがあることを知りました。

こういった経験が原体験となり、年の半分をハワイ、3カ月を東京、
2カ月をヨーロッパ、1カ月をオセアニア、アジアなどの国で
生活する、現在の本田さんのライフスタイルが形づくられました。

ところで、なぜ、旅はクリエイティビティを高めるのか?

それは「不便や制約から何かを生み出す能力」が
磨かれるからと、本田さんは解説します。

  「旅とは、不便や制約のもとで工夫し、何かを生み出す
  最良のトレーニングだ。まず、言葉が通じないという不便があるし、
   “時間を誰も守ってくれない、ほしいものがすぐ手に入らない”
  といった制約もある。(中略)
  制約の中でどうやるかという工夫を楽しめば、どこに行っても
  自分のベストのパフォーマンスができるということだろう。」

この本から何を活かすか?

では、本田さんのように、いつでも自由に旅ができない人は
どうしたらいいのでしょうか?

  「旅するように暮らす」

例えば、日常生活で2つの選択肢があったとします。

1つは、いつもやっていること。
もう1つは、今までにやったことのないこと。

この2つの選択肢があったら、迷わず初めての方を選択する。

本書には、このように書いているわけではありませんが、
常にやったことのない方、選んだことのない方を選択するように
心がけていれば、毎日が旅するように変わると思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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