活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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超ロジカル思考

満足度★★★★★
付箋数:28

  「あなたが結婚式場の経営者だとして、自社の売上を大きく上げる
  方法を考えてください。また、いくつかのアイディアの中から、
  最もインパクトの大きいアイディアを絞り込んでください。」

この問いに対し、あなたはどのように考えますか?

キャンペーをやる、婚活サイトと提携する、式を派手に演出する、
再婚市場を開拓する、ペットの結婚式ビジネスを始める・・・・

このように頭に浮かんだアイディアを箇条書きにして、
その中から最も大きなインパクトのものを選ぶアプローチを
取っていませんか?

この方法で出てくるアイディアは、自分の頭の中にすでに
答えがある場合に限られます。

しかし、頭の中にあるアイディアを取り出して、
売上げ大きく伸びるくらいなら、もうすでに伸びていても
おかしくありません。

ここで大切なのは、自分の頭の中に存在しない答えに、
いかにアプローチするかです。

それは、現在、自分に見えていないものを見る方法。

まず、問題の構造を解明します。

そのために「結婚式の売上とは何か?」という問いを立てます。

すると、「売上=挙式する組数×1組当りの単価」に分解できます。

ここで「挙式する組数を増やすには何ができるのか」、
「単価を上げるためにできることはないか」という2つの論点が
浮かび上がります。

次に「挙式する組数とは何か?」と深掘りすると、
「挙式する組数=市場全体の挙式組数×当社のシェア」の
2つの要素に更に分解できます。

ここから「市場規模はどれくらいあるのか」、
「それは5年前に比べて増えているのか、減っているのか」
「当社のシェアはどれくらいなのか」などへ論点を広げていけます。

このように問題の構造を解きほぐして、分解した要素から
次々に論点を広げるていくと、今まで見えていなかった
ものが見えてくるようになります。

実際には、構造や新たな論点がわかると、
そこから調査することが可能になる。

例えば、調査してみると、市場全体は縮小しているにも関わらず、
富裕層セグメントでは、挙式する組数も単価も上昇傾向にある
ことなどがわかってきたりします。

本書は、天才たちの「モノの見方」をエクササイズによって
身に付ける本です。

紹介される天才は、ラリー・ペイジさんとセルゲイ・ブリンさん、
孫正義さん、スティーブ・ジョブズさん、ジェフ・ベゾスさん、
フィリップ・コトラーさん、鈴木敏文さんの7名です。

著者は、リーダーシップ開発に強い経営コンサルティング会社、
ヘイコンサルティンググループ代表取締役の高野研一さん。

本書では、次の6つのステップで視野を広げます。

  STEP1 目に見えないもの ← 目に見えるもの
  STEP2 経験のないこと ← 経験したこと
  STEP3 未来 ← 過去
  STEP4 常識の外 ← 常識の中
  STEP5 他人の内面 ← 自分の内面

高野さんは、7人の天才たちが持つ視点や思考法を紹介し、
それを習得するための多数のエクササイズを用意します。

高野さんが日頃さまざまな企業で、ビジネスリーダーを
育成するプログラムで実際に使用しているエクササイズなので、
その効果は折り紙つき。

天才たちのエピソードは、聞いたことがあるものもありますが、
エクササイズで一旦、自分で考えてから高野さんの解説を読むと、
なるほどと膝を打つものばかりです。

斜め読みせずに、真剣にエクササイズに取り組めば、
大きくモノの見方が変わると思います。

この本から何を活かすか?

目に見えないものを見るトレーニング

  「まずノートを1冊買ってもらいたい。そして、毎日そのノートを
  持ち歩き、何か気になったことがあれば、そのノートにかきとめる
  習慣をつけて欲しい。(中略)キーワードだけでも構わない。
  その上で、1日に1回でいいから、そのノートを斜め読みして
  もらいたい。」

これをしばらく続けると、自分の無意識の世界の活動を
意識の世界に引っ張り上げることが可能になるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 09:40 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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