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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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GEの口ぐせ

満足度★★★
付箋数:23

アメリカの代表的な株価指数、ダウ・ジョーンズ工業株価平均。

「ダウへ平均」や「ニューヨーク・ダウ」と呼ばれる
この指数は、1896年に経済ニュース通信社のダウ・ジョーンズが、
農業や天然資源などの12銘柄により算出を始めました。

ダウへ平均は、これまで時代に合わせて何度も銘柄の入替を
行ってきました。

直近では、2015年にアップルが加わり、AT&Tが外れています。

少し前だと、ゼネラル・モーターズやシティグループ、
バンク・オブ・アメリカなどが構成銘柄から外れました。

このダウ平均120年の歴史の中で、算出開始時の12銘柄から、
現在の30銘柄まで、唯一、構成銘柄に残っている企業があります。

それが、米ゼネラル・エレクトリック社(GE)です。

GEと言えば、カリスマ経営者、ジャック・ウェルチさんが
CEOを務め、大きく躍進したことで知られています。

日本ではウェルチさん程の知名度はありませんが、
後任のジェフリー・イメルトさんがCEOなってからも、
GEは変革を続け、売上高や利益を伸ばしています。

GEは1878年に設立された世界最大のコングロマリットで、
同社を立ち上げたのは、言わずと知れた発明王の
トーマス・エジソンさんです。

120年以上の歴史があるGEでも、実はこれまで何度も
経営の危機がありました。

しかし、その度に大きな変貌を遂げ、成長を続けています。

事業内容ががらっと変わっても、GEはその精神やDNAを
引き継ぐことで、新しい製品やサービスを出し続けるのです。

そのGEの精神が端的に現れるのが、社内で口ぐせのように
使われるキーワード。

社内用語ですから、著者の安渕聖司さんもGEに入社した頃は、
意味がわからず戸惑ったようですが、この口ぐせこそが、
GEの仕事のエッセンスが詰まった言葉なのです。

  「それこそ最初の頃は、何を言っているのか、
  さっぱりわかりませんでした。ところが次第に言葉の意味が
  わかってくると、それらが極めて本質的な意味をもつものだと
  いうことがわかってきました。
  それらは、GEが123年の歴史の中で、直面してきた課題を
  どうクリアしていったのか、という問題解決の歴史を
  象徴したものでもあったのです。」

アクセスGE、シンプリフィケーション、CAP、CTQ、
アシミレーション、グロースバリュー・・・

これらのキーワードだけ聞いても、何を意味する言葉か
わかりませんが、安渕さんが本書で解説する背景を知ると、
ビジネスを進めていく上で、根幹を問いただす言葉である
ことがわかります。

  第1章 全社戦略
   ~巨大企業がなぜアグレッシブに動き続けられるのか?
  第2章 仕事のやり方
   ~驚くほどスピーディーな仕事は、なぜ実現できるのか?
  第3章 コミュニケーション
   ~なぜ上司に対してストレスが高まらないのか?
  第4章 リーダー育成
   ~GEはなぜ、次々に優秀な人材を輩出できるのか?
  第5章 評価・マネジメント
   ~誰もが納得できる評価が、なぜできるのか?
  第6章 カルチャー
   ~また戻ってきたくなる風土が、なぜできているのか?

この本から何を活かすか?

  「それは、世界が本当に必要としているものか」

GEには、このようにニーズに基づいて、イノベーションを
起こす考えがあります。

これは創業者のエジソンさんが、人の役に立たないものを
創っても無駄と考え、本当に必要とされるものだけを
発明しようとした精神を引き継ぐものです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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