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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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プロフェッショナル シンキング

満足度★★★
付箋数:24

最初に、本書の第1章「準備運動」で紹介されてた、
例題を紹介します。

  ある会社の営業担当として働くAさんは、顧客企業から
  「こんなニーズに合う商品が欲しい」とリクエストされました。

  Aさんは、上司であるB部長に相談することにしました。

  するとB部長からは、「そのニーズには、わが社のXという
  商品があてはまるから、それを提案しろ」と言われました。

  しかしAさんは、顧客企業がこれまでの商品にはかならずしも
  満足しておらず、新しい商品を求めているのではないかとも
  考えています。

  さて、あなたがAさんだとしたら、B部長にどう対応しますか?

いかにもありそうな事例で、Aさんが若手なら、
納得していなくても、「わかりました」と言ってしまいそうです。

B部長は、自社の取り扱っている製品ファイルが頭の中に
入っていて、顧客情報をインプットそたところ、
Xという製品が最適という結論が出てきたと推察されます。

この結論は、B部長の経験から、現在の解決策の範囲内で
導かれたものです。

B部長は、「顧客企業は、なぜその要望をしているのか、
本当にXでよいのか」というところまでは、考えていない
可能性があります。

ここでAさんに必要なのは、B部長への質問です。

  「なぜXが、この場合の顧客企業の課題解決に合致していると
  考えられるのでしょうか?」

本来の目的は、顧客企業の問題を解決することですから、
その点を考えた上で、Xが最善なのかを判断すべきです。

ここでB部長からは、次のような返答がありました。

  「Xがよいに決まっている。君は何もわかっていない。
  言われたとおりにしたまえ。あの企業のことは私のほうが
  よく知っているのだ。」

このようにB部長から言われたら、あなたならどうしますか?

ここで大切なのが、「思考逃避」に陥らないこと。

先輩・上司・顧客の言うことに対して、言われたことを
鵜呑みにして摩擦をなくそうと考えてはいけません。

「それは本当に、顧客のためになるのか」と自問し、
常に目的志向、課題解決思考で考える必要があるのです。

そもそものところで言うと、顧客企業から、
こんなニーズに合う商品が欲しいとリクエストされたときに、
なぜそのようなニーズが生まれたのかを詳しく聞いて、
そのニーズを深掘りしておくことが、問題解決には欠かせません。

健全なる疑いの目をもって、真の課題を探る思考習慣が
必要なのです。

本書では、このような準備運動から始まり、
BBT大学の3名の執筆陣が、未来を見通す思考力を鍛える方法を
紹介します。

本書の枠組みを示す、1・2章と9章の執筆を担当するのが、
BBT大学経営学部長の宇田左近さん。

3章~5章までは、プラットフォーム戦略などで有名な
平野敦士カールさんが担当します。

6章~8章はBBT大学でマーケティングの講義を担当している
菅野誠二さんが3つの思考アプローチ法を解説します。

ちなみに、大前研一さんは本書の監修ですから、
直接本文は執筆はしておらず、冒頭の2ページで
「刊行によせて」を書いているのみです。

この本から何を活かすか?

  アナロジーとパクリの違い

パクリとは、先行しているビジネスモデルをアレンジせずに
そのまま真似て移植すること。

一方、アナロジーとは、他業種のさまざまな成功事例の
エッセンスを一旦抽象化してヒントを得る思考法。

これからの時代は、ビジネスそのものを単にパクるのではなく、
複数のビジネスのエッセンスを組み合わせて、
独自の価値を付加することが求められているようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 問題解決・ロジカルシンキング・思考法 | 08:47 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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