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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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それちょっと、数字で説明してくれる?と言われて困らない できる人のデータ・統計術

満足度★★★
付箋数:17

ビジネスでは、「数字を使って説明」することが求められます。

なぜ、数字やデータはビジネスで必要なのでしょうか?

例えば、あなたが大企業の社長になったことを想像してみましょう。

社員が数名しかいなかった頃は、部下の働きや業績を
実際に見てまわり、知ることができました。

しかし、大きな組織になると、実際に見てまわることだけでは、
会社全体の状況を把握することが難しくなります。

もし、東京に本社があって、全国、あるいは世界中に支店が
ある場合は、全支店の状況を同時に把握することは不可能です。

また、商品やサービスが増え、ビジネスの仕組みが複雑に
なればなるほど、1人ですべて把握して、管理することは
困難になります。

そんなときに、頼るべきなのは「数字・データ」なのです。

数字を見ると、どの支店の成績がいいのか悪いのか、
あるいは、どの商品が売れていて、どの商品が売れていないのか
など簡単にわかります。

報告する側からすると、数字、数字としつこく求められる
イメージがあるかもしれませんが、数字で語ることは、
組織を効率よく動かす上で、大きなメリットがあるのです。

本書の著者、柏木吉基さんは、次の3点を数字を使うことの
メリットとして挙げています。

  1. 数字は、人を動かす一番の説得材料になる
  2. リーダー・管理職になるなら、「数字」が必須
  3. 数字は、曖昧さをなくし、コミュニケーションを円滑にする

2番めの項目は、メリットというより、組織にいる以上、
数字の報告から逃れられないことを言っているわけですが、
数字は組織にとって必要なコミュニケーションの道具であり、
人や組織を動かす強力なツールになっているということです。

ところでデータを使う場合、「データ整理」と「データ分析」
の違いを確認しておく必要があります。

データ整理とは、過去の売り上げの結果などを整理したもので、
あくまで現状把握だけに留まっているデータの使い方。

よく見かける、支店ごとに売り上げを示したグラフは、
データ整理に当たります。

一方、データ分析は、具体的な目的があり、その目的に
必要な情報を深堀りし、一般則を導き出します。

一般則は他の地域や将来の予測など、汎用的に使え、
問題解決や経営改善に活かすことができるのです。

本書では、実務に必要なデータの見方や分析の仕方はもちろん、
ロジカルシンキングを使って、データの意味をどのように
読み取るかを解説します。

  プロローグ ビジネスに数字やデータはなぜ必要か
  第1章 ロジカルシンキングとデータ分析で課題を解決
  第2章 仮説で「当たり」をつけろ
  第3章 「平均」と「標準偏差」で“課題ポイント”を特定する
  第4章 「相関」で課題の“要因”を特定する
  第5章 理解と承認を得て人を動かすための伝え方

本書で紹介されるデータ分析は、平均と標準偏差と相関関数
くらいですから、決して難しくはありません。

実際には平均しか使えないという人も多いですから、
これからデータ分析を学ぶ方は、これぐらいのレベルから
始めるのがいいと思います。

また、エクセルで使う関数やパワーポイントのまとめ方なども
簡単に紹介されています。

この本から何を活かすか?

標準偏差は、どのような場合でも、データのバラつきを
示すことができるのでしょうか?

実は、標準偏差は、規模が異なるものを
そのまま比較することはできません。

規模の違いを統一して、バラつき度合いを相対的に示す
指標として「変動係数」があります。

  変動係数 = 標準偏差 ÷ 平均値

変動係数は%で表示され、実務上は他との相対比較するための
指標として用いられます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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