活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

世界トップリーダー1000人が実践する時間術

満足度★★★
付箋数:22

  「私が世界のトップリーダーの時間の使い方に興味を持ったのは、
  分刻み、秒刻みのスケジュールをこなしているはずの彼らが、
  少しもあくせくしていないことを不思議に思ったからです。
  どうすればあのスケジュールを鷹揚な態度で
  こなしていけるのだろう?
  いつも仕事に追われていた当時の私は、彼らと会うたびに観察し、
  ときにはその秘訣を教えてもらうようになりました。
  少しでも彼らのテクニックを学んで、自分の生活に生かしたい。
  実は、自分のためにはじめた情報収集だったのです。」

本書は経済キャスターの谷本有香さんが、このように考えて、
世界のトップリーダーから学んだ時間術をまとめたもの。

  「私が実際に見聞きしてきたトップリーダーの “自分の時間を
  有意義に使う=時間のROA(利益率)を最大限に上げる” 
  方法を記した本です。具体的な実例をもとに、彼らのように
  時間を使いこなすてめのテクニックをレクチャーしていきます。」

世界で活躍するエグゼクティブは、多忙だからこそ、
24時間を48時間にして無駄なく使っています。

彼れらは、時間に対する意識が高い「タイムコンシャス」。

「Time is on my side = 時間は常に私の味方だ」というのが、
トップリーダーの時間に対する特徴的な考えのようです。

彼らには、「無駄な時間」は一切ありません。

それは、余暇の時間や休む時間、家族と過ごす時間が
全然ないということではありません。

彼らが排除しているのは、無自覚で無意味に使われる時間です。

それが仕事の時間でも、バカンスの時間でも、
「今はなんのための時間なのか」を常に意識しているのです。

例えば、パーティーに参加する場合は、
「これはビジネスパートナーと信頼関係を醸成するための時間」
と定義し、その目的のために、相手と有益な会話をします。

谷本さんがまとめた、「スピードアップするための6つの時間術」
は以下の通りです。

  1. 作業時間をレコーディングして、「無駄の原因」を突き止める
  2. 1秒でランチメニューを決めて、「決断力」を鍛える
  3. 「締め切り効果」という負荷をかけ、会議時間を半分にする
  4. 重要なデータを暗記して、「即戦力」コンディションに
  5. スケジュールを視覚的に捉える「見える化」を徹底する
  6. 1日のうちに朝を数回迎え、「ベストパフォーマンス」を生む

6番目の「1日のうちに朝を数回迎える」とは、
睡眠時間を2回に分けるなどして、寝て起きた後の、
脳が活性化された時間帯を増やすというもの。

あのスティーブ・ジョブズさんも、
1日に4時間の睡眠を2回取っていたと紹介されています。

ただこれは実際、個人差もありますし、一般のビジネスパーソンが、
睡眠時間を2分割するのは難しいと思います。

昼寝の時間を取ったり、脳の疲労度に応じて、
仕事内容を変える程度が現実的なところでしょうか。

個人的には、「今はなんのための時間なのか」を
常に意識することが、タイムマネジメントの最も重要な点
のように感じました。

この本から何を活かすか?

  「世界を舞台に活躍するトップリーダーは、常に30年先、
  50年先という “人生のゴール” を見据えて、
   “今” 何をすべきかを考えています。
  数十年先のことを見通せる広い視野を持ちながら、
  一瞬で目の前の選択にピントを合わせて、 “ゴールへの
  最短コースは右だ” と判断しているということです。」

トップリーダーは時間への「ズームイン」と「ズームアウト」を
自在に使い分けているようです。

その極めつきが、孫正義さんの「300年先」の人類の姿や
テクノロジーを徹底して検証した上で考えられた、
「新30年ビジョン」です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| 時間術 | 11:11 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/2504-f1da07de

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT