活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ

満足度★★★★
付箋数:26

ダボス会議で副議長なども務めた経験のある石倉洋子さんが、
グローバルに活躍するためのコツをまとめた本です。

  Part1 まずは気楽に
  Part2 こうすれば世界は怖くない
  Part3 場数を踏む
  Part4 まわりを巻き込む
  Part5 やらないことを決める
  Part6 明日からできること

ベースになっているのは、日経BP社のサイトで、
石倉さんが2014年7月から連載しているコラム、
グローバルリーダー目指し、一歩前へ」です。

石倉さんは、これまで重要だと思われてきた
次の4つの考え方が、時代遅れになりつつあると考えます。

  1. 既存のフレームワークで世界を整理すること。
  2. 過去のデータを分析して正しい答えを探すこと、
   よく考えて答えを見つけてから行動に移すこと。
  3. まず身近な日本から考えて、それから世界を目指すこと。
  4. 日本社会で通用する基準があり、それに従って自分の力や
   ポジションが評価・判断されるという考え。
   特別な才能のない普通の個人は、あまり力がないという考え。

石倉さんは、世界中リーダー達と議論するにつれ、
これらの日本的な考えが、通用しなくなったと実感したようです。

本書では、これらの考えに代わって、世界で活躍するための
心がけを紹介します。

「世界で活躍」と聞くと、気後れしてしまう人もいるかも
しれませんが、石倉さんは、そんなに大それたことではない
とも言っています。

本書では、石倉さんのスピーチの順番が、スピーチの名手、
大前研一と竹内弘高さんの後になってしまい、
頭が真っ白になった失敗エピソードなども紹介されています。

輝かしいキャリアを重ねている石倉さんでも、
数々の失敗を重ねた経験が今に繋がっていることがわかります。

これまでの苦い経験から、石倉さんが辿り着いた結論はこちら。

  「世界に発信する場合、大事なのは、自分のポジション、
  ユニークさを明確に打ち出すことです。」

自己紹介では、名前と所属している組織、担当している仕事を
話すだけでなく、「自分のユニークさは何か」、
「何が他の人と違うのか」を中心に話をします。

また、プレゼンテーションでも自分にしか語れないことを考え、
経験をもとに自分らしいストーリーを語ります。

また、本書では「世界で活躍する人の共通条件」が挙げられて
いましたが、石倉さんのイメージからすると予想外のものでした。

  「意外に思うかもしれませんが、グローバルで活躍して
  いくための必須の要件であり、海外で活動する上で
  私が最も大事だと思うのは “体力” なのです。」

石倉さんは20代の頃から、毎日運動を欠かさず、
特に海外出張でホテルを選ぶ際は、ジムやプールがあることを
確認してから予約するほどの徹底ぶり。

グローバルに活躍するには、常に長距離で移動し、
時差もあり、食べ物も違う環境に行くわけですから、
体力がないとパフォーマンスを発揮できないのでしょう。

実際に運動が生活の一部になると暴飲暴食をしなくなり、
海外で病気になることも少なくなる。

石倉さんは、長時間のフライトの後、ホテルに着くと運動して、
疲れを吹っ飛ばし、時差も早く解消しているようです。

この本から何を活かすか?

本書では、「パネル討論でのモデレーターのコツ」が
紹介されていました。

  ・テンポ良く進める
  ・皆がどう感じているかを察知しつつ、臨機応変な対応
  ・常にパネル本来の目的を全員に思い出させる
  ・時間枠を意識しつつ、時間管理に柔軟に対応して流れをつくる

会議やワークショップのファシリテーターをするときにも
同様のコツが必要だと思いました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 09:43 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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