2008.05.17 Sat
連鎖する大暴落

連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界
(2008/03)
副島 隆彦 商品詳細を見る
満足度★
副島隆彦さんのファンの方がいたら、申し訳ありませんが、
私には、この本を読む感覚が、
「東スポ」を読むのに近いものを感じました。
著者の副島さんは、「ドル覇権の崩壊」の中で書いた予言は、
ほんの数行を除き、ほとんど的中していると言っています。
そのためなのか、それとも、
元々こういうキャラクターの方なのか、私は知りませんが、
本書でも、いろいろなことを断言し、
自信たっぷりに今後の経済情勢を予言しています。
・為替は2009年に1ドル80円、2011年に1ドル60円になる
・ニューヨークダウは3ヵ月後とに大暴落し、6000ドル台へ
・金は1オンス2500ドルへ上昇
・米次期大統領はオバマ氏に、最初から決まっていた
そして、副島さんは「あとがき」で、この本の最も面白い部分を、
「CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は八百長で、
名誉会長のレオ・メラメッドが、株も為替も債券も、
すべてここで操っている」
と書いた箇所と、自ら解説しています。
確かに、私もこのくだりには笑いましたので、
本書で最も面白い部分に違いないでしょう。
本書との付き合い方として、
1.よく当たる預言者として、副島さんを信じる
2.本当に、言っていることが当たっているかを検証する
3.エンタテイメントとして、割り切って楽しむ
などが考えられますが、私は3番を選択しました。
この本から何を活かすか?本書から、オカルトっぽい本の書き方を学びました。
・恐怖で人を煽る
・とりあえず、見えない「敵」を作る
・理由がハッキリしないことは、「陰謀」にしておく
・情報ソースを「アメリカの中心部」などと濁す
・自分を有名人と関連付け、権威化する
・愛人説などを織り交ぜ、俗っぽい味付けをする
私は、「オカルト本」の著者としては、
浅井隆さんぐらいしか知りませんでしたが、
良い勉強になりました。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
| 面白そうな本 | 06:15 | comments:7 | trackbacks:0 | TOP↑



無駄に極端な予想で不安を煽るのはやめてほしいです。
| takesita2008 | 2008/05/17 07:18 | URL | ≫ EDIT