活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

連鎖する大暴落

2008年05月17日
経済・行動経済学 7
連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界
連鎖する大暴落―静かに恐慌化する世界
(2008/03)
副島 隆彦 商品詳細を見る

満足度★

副島隆彦さんのファンの方がいたら、申し訳ありませんが、
私には、この本を読む感覚が、
「東スポ」を読むのに近いものを感じました。

著者の副島さんは、「ドル覇権の崩壊」の中で書いた予言は、
ほんの数行を除き、ほとんど的中していると言っています。

そのためなのか、それとも、
元々こういうキャラクターの方なのか、私は知りませんが、
本書でも、いろいろなことを断言し、
自信たっぷりに今後の経済情勢を予言しています。

  ・為替は2009年に1ドル80円、2011年に1ドル60円になる
  ・ニューヨークダウは3ヵ月後とに大暴落し、6000ドル台へ
  ・金は1オンス2500ドルへ上昇
  ・米次期大統領はオバマ氏に、最初から決まっていた

そして、副島さんは「あとがき」で、この本の最も面白い部分を、

 「CME(シカゴ・マーカンタイル取引所)は八百長で、
 名誉会長のレオ・メラメッドが、株も為替も債券も、
 すべてここで操っている」

と書いた箇所と、自ら解説しています。

確かに、私もこのくだりには笑いましたので、
本書で最も面白い部分に違いないでしょう。

本書との付き合い方として、

  1.よく当たる預言者として、副島さんを信じる
  2.本当に、言っていることが当たっているかを検証する
  3.エンタテイメントとして、割り切って楽しむ

などが考えられますが、私は3番を選択しました。

この本から何を活かすか?

本書から、オカルトっぽい本の書き方を学びました。

  ・恐怖で人を煽る
  ・とりあえず、見えない「敵」を作る
  ・理由がハッキリしないことは、「陰謀」にしておく
  ・情報ソースを「アメリカの中心部」などと濁す
  ・自分を有名人と関連付け、権威化する
  ・愛人説などを織り交ぜ、俗っぽい味付けをする

私は、「オカルト本」の著者としては、
浅井隆さんぐらいしか知りませんでしたが、
良い勉強になりました。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

コメント7件

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takesita2008

無駄に極端な予想で不安を煽るのはやめてほしいです。

2008年05月17日 (土) 07:18

ikadoku

takesita2008さん

私のブログでは、良い本だけを厳選して記事にする
スタイルではないので、いろいろな本が紹介されます。

記事にする本すべてが、素晴らしいということは
ありませんので、ご容赦ください。

2008年05月18日 (日) 07:13

takesita2008

誤解があったらすいません!!

決して管理者様のことを批判しているのではないです。

逆に、中立的な立場からコメントされているので、
いつも楽しみに拝見しています。

本は大好きなので、これからも楽しみにしております。
このブログも大好きです。

2008年05月18日 (日) 11:15

村井(長崎)

初めまして。コメントありがとうございました!

ikadokuさま、初めまして!
以前、「速読術2.0」にコメントいただいた村井保之と
申します。

コメントを全くチェックしておらず、
お礼が遅くなり、ゴメンナサイ。。。

面白い読書をされていらっしゃるんですね!!
僕も最近、日本ファイナンシャルアカデミーさんの
セミナーを受けて、投資を本格的に始めたところです。


今後、おじゃまさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。

2008年05月18日 (日) 22:06

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2008年05月19日 (月) 06:55

ikadoku

takesita2008さん

気を遣って再度コメントいただき、ありがとうございます。
今後とも、よろしくお願い致します。

村井(長崎)さん

投資はセミナーを受けるも良し、自分で研究するも良し、
この方法が正しいという正解がありません。
だから、やり甲斐もあり楽しく続けられます。

2008年05月19日 (月) 08:52

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2008年05月19日 (月) 22:17