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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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自分再起動

 自分再起動


満足度★★★
付箋数:24

本書の著者、クリス・ギレボーさんは、10年の歳月とお金をかけて、
「世界中のすべての国、193カ国を訪れる」ことを達成した方です。

この目標を達成したことで、ギレボーさんの人生は
大きく変わり、作家としても成功しました。

ギレボーさんは、誰も考えつかないような目標を立てて、
それに向かうことで、自分の内面を変え、人生に大きな変化を
もたらすような挑戦を「クエスト(冒険)」と呼びます。

本書は、ギレボーさんと同じようなクエストによって、
人生を劇的に変えた人の体験談を世界中から集めた本です。

クエストは、旅行でなくても、どんな分野への挑戦でも構いません。

何かを学習して修得することや、あることを記録し続けることでも
情熱をもって追求し続けるなら、クエストになります。

ただし、単にダイエットするとか、ローンを完済するなどは、
クエストにならず、一般的な人生の改善よりも、
もっとスケールの大きなものを設定する必要があります。

ギレボーさんが定める、クエストの条件は次の5つです。

  1. 明確な目標とはっきりした終りがある
   クエストは短い文で明確に説明できなくてはならない。
   開始点があり、遅かれ早かれ終点にたどりつく。

  2. やり遂げるのに困難が伴う
   すべてのクエストが危険である必要はないが、
   簡単すぎてもいけない。

  3. なんらかの犠牲を必要とする
   大きな夢を追うためには、代わりに何かをあきらめる必要がある。
   何を犠牲にしなければいけないか最初から明確な場合もあれば、
   あとでわかる場合もある。

  4. しばしば使命感によって導かれる
   使命感は宗教的な啓示とは限らない。多くの場合、それは心の底
   から湧きあがる目的意識だ。私はこれをするために生まれてきた、
   と感じられるような。

  5. いくつかの段階を進む(数値で表せる進歩があるとなお良い)
   クエストはたてい目的に向かってゆっくり着実に時間をかけて
   進んでいくもので、その道中においては、達成感や喜びは
   ほんのときたま得られるにすぎない。

本書で紹介されるクエストは、「MITのカリキュラム1年で独学」、
「米国の幹線道路を、ありえないくらいたくさんの写真で記録」、
「世界中のすべての国の料理作り」、「50州で50人とデート」、
「イギリスからイランまでの自転車旅行」などなど。

こういったクエストに挑むには、いくら人生を変えるといっても、
時間もお金もかかることですから、事前にその問題について
考え抜き、計画を立てておくことが必要です。

そして、もっと大切なことは、クエストの経験を
その後の人生に生かすことです。

ギレボーさんは、クエストが終わったあとに、
守るべきルールについても、3つ挙げています。

  ルール1. ストーリーに集中する
  ルール2. 思いでの整理
  ルール3. 新しいクエストを見つけてみよう!

個人的に本書を読んで、すぐに思い出したのは
沢木耕太郎さんの紀行小説の名作、
バックパッカーのバイブル『深夜特急』です。

沢木さんのクエストは、インドのデリーから、
イギリスのロンドンまでを、バスだけを使って
1人旅をするというものでしたね。

やはり、クエストは時系列で詳細に記録を残し、
それを発表することが、大きなポイントだと思いました。

この本から何を活かすか?

本書の監訳はレバレッジシリーズで有名な本田直之さんです。

本田さんは、ギレボーさんの前著『1万円起業』も翻訳しています。

この本は20カ国以上で翻訳され、日本でも14万部以上売れた
そうですが、本田さんによると、『自分再起動』はその続編ではなく、
むしろ入門書という位置づけのようです。

私は『1万円起業』は未読だったので、読んでみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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