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レジリエンスの教科書



レジリエンスの教科書: 逆境をはね返す世界最強トレーニング


満足度★★★
付箋数:22

  「この本では、あなたが自分のレジリエンスを測定することで、
  あなた自身のレジリエンス強度と、あなた自身が伸ばすことの
  できる分野について示したい。
  私たちの目標は15年以上かけて開発してきたレジリエンスの
  7つのスキルを伝授することにある。」

本書は、米国ペンシルベニア大学で開発された
「ペン・レジリエンシー・プログラム(PRP)」を一般向けに
修正し、公開した本です。

ところで、「レジリエンス」とは、何でしょうか?

日本語で、一言で表すと「再起力」になります。

心が折れそうな逆境から立ち直る力と言ってもいいでしょう。

逆境に陥らない人はいませんから、レジリエンスは、
誰もが必要とする力です。

逆境に対する自分の考え方をどう変えるかということですが、
レジリエンスは、ポジティブシンキングとは違います。

ポジティブシンキングでは、ネガティブな思考を避け、
物事の良い面を見て、楽観的に考えるようにします。

一方、レジリエンスは現実を直視し、ネガティブな感情が
起こっても、しなやかで、合理的に考えて行動します。

例えば、アポロ13号のような、絶体絶命の事故が起こった際に、
パニックを起こさず、現状を冷静に捉えて、
対処する精神力をイメージするとわかりやすいでしょう。

レジリエンスプログラムは、極限状態での対応力を養成するので、
米国防総省で評価され、米陸軍などで採用されています。

その中でも、ペンシルベニア大学で開発された「PRP」は、
世界最強のレジリエンス・トレーニング・プログラムと
謳われています。

これまでペンシルベニア大学では、PRPに関して
情報開示を制限していたため、日本からの問い合わせにも、
一切応じてこなかったそうですが、
今回2002年に刊行された『The Resilience Facto』の
邦訳書として日本でも刊行される運びとなりました。

本書では、まず、あなたのレジリエンス指数を
「RQテスト」で測定します。

その結果によって、レジリエンスを構成する、感情調整力、
衝動調整力、共感力、楽観力、原因分析力、自己効力感、
リーチアウト力がどの程度あるかわかります。

そして、本書では次の7つのスキルを身につけて、
レジリエンスを自分自身で高めていくようプログラムされています。

  スキル1 自分をABC分析する
  スキル2 思考のワナを避ける
  スキル3 氷山を見つける
  スキル4 思い込みに挑む
  スキル5 大局的にとらえる
  スキル6~7 速攻型:心を静め、瞬時に反応する

本書には様々なワークやトレーニング方法が掲載されているので、
自分の弱い部分から鍛えることができます。

ただし、本書は350ページ以上あり、それほど読みやすい本
ではないので、本書をしっかり読み切るにも、
多少のレジリエンスが必要かもしれません。

この本から何を活かすか?

  「職場で起きる “人間的な” 衝突のほとんどは、
   “氷山思考” の違いに起因している。こうした思考はまた、
  カップルの間の多くの不仲の原因となっている。」

氷山思考とは、固定化し、凍結された思考で、
普段はよく意識には考えないもので、
意識の表面化に潜んでいる思考のことです。

氷山思考があると、現状の認識力を低下させ、意思決定を困難にし、
不適切な感情のバランスを生み出します。 

本書のワークで、私も自分の氷山思考を見つけようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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