活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ダントツになりたいなら、「たったひとつの確実な技術」を教えよう

満足度★★★
付箋数:20

  「スポーツ選手が優勝をイメージするのは、試合がはるか先に
  ある段階にすることであり、試合直前に優勝をイメージするこは、
  おすすめできない。スキージャンプの選手がスタートの手順を
  踏むときに、表彰台をイメージしてはいけないのだ。
  その段階では、数秒後の未来に意識を集中すべきだ。」

私たちにとっては、スキーのジャンプは4年に1度、
冬季オリンピックの時に注目は集まるものの、
それ以外の時はそれほど身近なスポーツではありません。

しかし、著者のエリック・ベルトランド・ラーセンさんが
想定した読者にとっては、スキーのジャンプはもっと身近な
スポーツなのです。

本書はノルウェーで16万部のベストセラーになった
自己啓発書の邦訳本です。

「16万部」と聞くと、一般的なベストセラーとしては、
それほど凄いイメージを抱かないかもしれません。

しかし、これが人口500万人の国での16万部です。

日本の人口に換算すると、本書は300万部以上の
超ベストセラーということになります。

本書は自分の感情を変えて、ダントツになるための自己啓発書。

ラーセンさんが本書を書いた目的は3つあります。

  「あなたの自己認識の能力を伸ばし、考え方を変える手助けを
  すること。あなたのパフォーマンス能力を阻害するかもしれない
  思考パターンを変えること。そして “あの快感(that good feelig)”
  をもっとひんぱんに体験してもらうことだ。」

本書の中には、何度となく「あの快感」という表現が登場します。

それは自分自身の結果によって生み出される
「いい気分」のことを指します。

その感覚は、外部から与えられるものではなく、
必ず内部的な要因から発生します。

運や偶然からではなく、意志力や行動をもった結果として
得られる快感なのです。

  「 “あの快感” は、あなた自身の努力に起因するパフォーマンス
  の結果としてわきあがる感覚であり、常に達成感がともなう。
  何かを達成したとき、何かと闘って力の限りを尽くしたとき、
  あなたは “あの快感” を、自己評価のひとつとして体験するだろう。
  日常生活でも競争の場においても、 “あの快感” を
  追いかけることが、前に進む原動力になる。」

本書では、自分に向き合うためのメンタルトレーニング本ですが、
スピリチュアルなものではなく、具体的な実践方法を紹介します。

  「私にとっては、精神的なフィットネスは “単なるスキル” だ。
  誰もが取り組むべきものであり、会計士が数学を勉強し、
  マネージャーが情熱をかきたて、スキー選手が
  日々のトレーニングに励むようなものだ。」

さすが、「スキーをはいて生まれてくる」と言われるノルウェー人。
ちょいちょいスキーの例が出てきます。

ノルウェーが冬季オリンピックで、これまでメダルを300個以上
獲っているのも頷けます。(日本のメダル獲得数は45個)

またラーセンさんは、実際にオリンピック金メダリストの
メンタルコーチも務めていますから、そういった実例も
紹介されているのでしょう。

本書は、特に、「ゾーン(モード)」に入る方法で、
独自のノウハウを示しています。

この本から何を活かすか?

本番力をつけるための「イメージの視覚化」

  「試合前のダウンヒルのスキー選手は、山頂に立ち、
  これから下るルートをイメージする。
  テレビで見たことがあるだろうか。
  眼を閉じて、前傾の姿勢をつくり、小刻みに身体を動かしながら、
  深く集中している。ルートを細かく想像し、どう攻めるかを
  考えているのだ。」

イメージトレーニングは超リアルである方が効果が高く、
回数をこなせばこなすほど、精神的に余裕が出て、
最高のパフォーマンスを引き出せるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 自己啓発・セルフマネジメント | 06:29 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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