活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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40代からのお金の教科書

満足度★★★
付箋数:12

  「1995年にFP資格を取得してから20年。日常生活に関わる
  お金まわりの知識に対する情報格差を少しでも埋めたい
  という思いで、これまで数多くの講演や個別相談、
  インターネットを通じての情報提供に力をいれてきました。
  その原動力は、自分自身で判断できる賢い消費者を増やしたい
  という想いであり、そのためにひとりでも多くの人に
  ファイナンシャル・プランナー(FP)がもつ知識を
  身につけてほしいという願いです。本書には、そのために必要な
  内容をすべて盛り込んだつもりです。」

これは、本書の「おわりに」に書かれている
著作の栗本大介さんの言葉です。

この「おわりに」は、「FPのいらない世界」という
タイトルが付されています。

内容はさて置き、「FPのいらない世界」というタイトルには
個人的には大いに同意します。

私自身もずいぶん昔にFP資格を取得しましたが、
正直、毒にも薬にもならない資格だと思っています。

「FPに金持ちなし」と言われることがありますが、
それは当然のこと。

支出管理と将来設計の専門家ですから、
守るノウハウはあっても、増やすノウハウはありません。

FP知識だけでは、お金持ちにはなれないのです。

しかし、収入以上の支出をするとマイナスになるという
単純な計算をせず、身の丈以上の生活をしてしまう人が
いるのも事実です。

そんな人は当然、先の支出を見越して備えることなど
決してしていませんから、本書が参考になることでしょう。

栗本さんが、多くの方の家計相談を受けるにつれ、
自分自身で判断できる賢い消費者を増やしたいという
想いを募らせるもの、一定理解できます。

  第1章 40代のお金の現状
  第2章 お金のことを考える最初の一歩
  第3章 65歳で後悔しないためのお金まわりの常識
  第4章 絶対に知っておきたいお金まわりの基礎知識
  第5章 事例から学ぼう―今から考える対策
  第6章 介護にかかる費用
  第7章 誰もが必要となる相続の話
  第8章 知っておきたい制度と専門家
  第9章 人生に「かかる」お金と「かける」お金

40代は、自己破産が最も多い世代のようです。

住宅ローンを抱えた状態で、子どもの教育費が増え、
そろそろ老後の準備や、介護の心配も始まる時期。

お金がかかる様々なイベントの
人生の交差点が40代なのかもしれません。

そんな訳で、本書には「40代からの」という
タイトルがついています。

将来に漠然とした不安がある方は、一度本書を参考に、
マネープランを考えてみた方がいいかもしれません。

栗本さんは、「40代は将来の不安に備えるラストチャンス」
と述べていますが、お金に関しては、気づいた時が始めるときで、
個人的には、その時期は早ければ早いほどいいと思います。

この本から何を活かすか?

  「お金まわりの話に “絶対” はないので、 “必ず” という
  言葉が出てきた際には疑ってかかることが大切ですが、
   “確率の高い方法” は存在します。数多くの人から家計相談を
  受けていると、約2割の確率で、上手に家計運営されている方に
  出会います。(中略)高い確率で共通しているのは、
   “家計の数値を把握していること” です。」

要は、「家計簿」をしっかりつけなさいという話しです。

ビジネスにおいて数値管理が重要であるのと同様に、
家計ににおいても数値を把握することなしでは、
将来に備えることもできません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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