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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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2015年改訂版 100%得をするふるさと納税生活完全ガイド

満足度★★★
付箋数:23

今の時代、何のリスクもなく得をすることは難しい。

例えば、そんなおいしい状態が市場に存在すると、
多くの人がその利益を得ようと殺到します。

すると、あっという間に市場の歪みが解消され、
利益が得られない状態になります。

しかし、何のリスクもなく100%得することができるのが、
本書で紹介される「ふるさと納税」制度。

著者は、「ふるさと納税の達人」というキャッチフレーズの
金森重樹さん。

きっと、他の方がふるさと納税の本を書いていたら、
私はスルーしていたと思います。

しかし、私は著者名にある金森さんの名前を見て、
「えっ、今度は金森さん、何やってんの!?」と驚き、
手が止まりました。

よく見ると本書の帯には、ふるさと納税生活で、
心なしかふっくらした金森さんの写真が載っていました。

金森さんの行く所に、金脈あり。

これまで金森さんがやってきたのは、FAXDMに始まり、
インターネットマーケティング、不動産投資、
ホテルチェーン経営、メガソーラー経営などなど。

個人的には、金森さんはマーケティングに長けた人なのだと思います。

その才覚で、25歳のときに背負った1億2千万円の借金を
返済したことは『お金の味』に記されていますね。

さて、最近は「ふるさと納税ブーム」になっていますから、
ムック形式の類書が多く出版されています。

それに対して、金森さんはどのような対策をとっているのか?

  「類書への対抗策はマスコミへの露出度の違いで差をつける
  ということだ。

   ・キー局はすべて港区に集中していること
   ・いつでも自宅で取材が受けられる体制にあること
   ・常時ふるさと納税の特産品が家にあるのは
    我が家の強みであること

  などから、毎週のようにテレビ、雑誌に露出して
  ふるさと納税という椅子取りゲームで常に椅子を
  独占し続けることができた。」

この部分は金森さんのメルマガ「回天の力学」からの引用です。

さて、本書は金森さんが2014年4月に刊行した
『100%得をする ふるさと納税生活』の改訂版。

2015年4月からの新制度に合わせて、大幅に加筆訂正されています。

ところで、ふるさと納税によって、納税する額が少なくなると
思っている方もいますが、それは誤解です。

支払う税額自体は変わりません。

では、何が得なのかというと、支払う税金の一部を
自分の住んでいる自治体から、別の自治体へ移すことによって、
地域特産品などのお礼がもらえる点が得なのです。

あと、本書を読むまで私も誤解していた点がありました。

  「(ふるさと納税は)何百本やろうが最初の2,000円だけ
  適用下限としてそれ以降は一定上限額まで全額控除される
  ようになる。」

ふるさと納税を1本やると、2,000円が控除されません。

例えば、1万円ふるさと納税すると、8,000円しか納税したことに
なりませんから、地域特産品と引き換えに2,000円が
手数料のようにかかります。

しかし、1万円のふるさと納税を100本やっても、
控除されない額が2,000円×100=20万円にならないのです。

控除にならないのは、最初の2,000円だけ。

つまり、1年間で2,000円の会費を払えば、上限額に達するまでは、
全国から無料でお取り寄せグルメができるのです。

この本から何を活かすか?

  株主優待 VS ふるさと納税

いろいろな商品がもらえということで、
株主優待とふるさと納税を比較する方もいます。

もらえる商品、抱えるリスク、スタートできる金額で比較すると、
圧倒的にふるさと納税の方がお得です。

株は値上がりの可能性と同じく暴落のリスクがありますが、
ふるさと納税はそのようなリスクはありません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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