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失敗のしようがない 華僑の起業ノート



満足度★★★
付箋数:21

あなたは、友人や親戚にお金を借りれますか?

親ならともかく、友人や親戚となると、
お金を借りづらいと感じる方も多いのではないでしょうか。

  「日本人は人からお金借りるのに抵抗あるけど、
  中国の若い人は自分を試したいからどんどんお金を借ります。
  人から借りられることも能力なんです。」

これは本書の著者、大城太さんが師匠から教わった知恵。

実際に大城さんも起業する時には、
親戚に頼んでお金を出してもらったそうです。

また、せっかくの友情にヒビが入るかもしれないので、
友人とはお金の貸し借りをしないと、決めている人も
日本人には多いかもしれません。

しかし、大城さんは一般的な日本人とは違う考えを示します。

  「いざという時に助け合わないのは、お互いに信用していないと
  いうことではないでしょうか。私は身近な人からも
  お金を借りなれない人は絶対に本人に問題があると考えています。
  借りられないのは自分の信用がない、自分が認められていない
  証拠です。」

本書で大城さんが公開するのは「華僑流の成功術」です。

大城さんは起業する前、ある大物の華僑に弟子入りして、
華僑流のビジネス、華僑流のお金儲けのノウハウを学びました。

その時に師匠から教わった極意を「起業ノート」として、
日々綴っていたそうですが、本書はそのメモの抜粋です。

ところで、大城さんが華僑に弟子入りしていたと言うと、
決まって「なぜ華僑なのか?」と聞かれるそうです。

答えは単純で、「お金儲けが上手いから」です。

こう答えると「なぜユダヤ人ではなく華僑なのか?」
と続けて質問されるそうです。

この答えもシンプルで「自分と同じ東洋人だから」です。

世界の経済界における影響力では、ユダヤ人の方が
大きな力を持っているかもしれません。

しかし、ユダヤ人は迫害された歴史があってもなお、
経済界において白人であることのメリットは享受しています。

これに対して、華僑は白人のメリットを享受できない
にもかかわらず、成功をおさめています。

白人でない大城さんは、ユダヤ人の教えを受けて真似しても、
同じ結果が得られないと判断して、華僑に弟子入りした
という訳です。

ところで、華僑とは海外に移住した漢民族とその子孫ですが、
中国人とはどのように違うのでしょうか?

本書では、その違いを示すたとえ話が紹介されてます。

  「学校のクラスで学級委員を選ぶ時、自分がなりたいとしますね。
  日本人は選ばれるのを待つ、韓国人は力で制する、
  中国人は賄賂を使う。まあ極端ですけど、国民性の違いですね。
  じゃあ華僑は? 華僑はどれでもない。
  自分より明らかに能力劣る人を推薦するんです。
  彼は優しいとか能力意外をいっぱい褒めて。
  それで結果的に自分が学級委員に選ばれるんです。」

海外に移住して現地に根づいて商売をする華僑は、
中国人と違って現地の人々とのトラブルを避けます。

お金儲けをするという目的を達することが最優先なので、
自分から攻撃はせず、相手からも攻撃されないように
細心の注意を払って「守り」に徹するようです。

本書では、欧米流のビジネス書とはまた違った
ビジネスで成功するためのノウハウが語られています。

この本から何を活かすか?

  華僑流・大城式「トライアングル経営」

本書で説明される「トライアングル経営」では、
「アイディアを出す人」、「お金を出す人」、「作業をする人」
が兼任せず、役割分担を徹底することが説明されています。

この3つの役割で兼任があると、ビジネスが小さくなったり、
短命で終わったり、成長が遅れるなどの障害が起こるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 仕事術・スキルアップ・キャリア | 06:23 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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