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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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中国のスティーブ・ジョブズと呼ばれる男



満足度★★★
付箋数:20

2010年4月に設立されたばかりで、急成長を遂げている
中国のスマートフォンメーカー「シャオミ(小米科技)」。

年間で1機種のみ発売する手法で大量生産し、ハイスペックで
低価格のスマホを販売し中国市場では、大きな支持を得ています。

その勢いはとどまるところを知らず、中国国内だけでみると
アップルやサムスンを抜き、創業わずか4年でNo.1に、
世界のシェアでも第3位に躍進しています。

そのシャオミの快進撃を支えるのが、創業者の1人で
会長兼CEOの雷軍(レイ・ジュン)さん。

「中国のジョブズ」と称されるカリスマ経営者です。

シャオミのスマホ「Mi 4」は外観はiPhoneに酷似し、
Androidベースで独自OSである「MIUI 6」についても、
iOSの模倣と言われています。

中国メーカーの常識からすると、この程度の模倣は、
ごく当たり前のことなのでしょう。

しかし、雷軍さんがスゴイのは、「人物」も模倣していることです。

雷軍さんは、スティーブ・ジョブズさんのプレゼンを、
話す内容から話し方、間のとり方やジェスチャー、
そして歩き方まで真似ているのです。

プレゼンのスライドで「One more thing・・・」を表示するなど、
どう見てもジョブズさんのプレゼンにしか見えません。

おまけに、服装のチョイスまでジョブズさんそっくり
という念の入れようです。

そんな雷軍さんですが、2011年8月末に受けたある雑誌の
インタビューで語ったことが大きな批判を浴びることになりました。

  「ジョブズだっていつかは死ぬ。だから僕にもチャンスはある。
  僕らが生きているのは彼が消え去るのを待っているんだ。
  この世界に唯一永遠の神はいない。
  次世代の神は今まさに作られている。」

この発言があったのは、ジョブズさんがアップルのCEOを
辞した直後で、この世を去る1ヶ月余り前のことでした。

そのため、中国のアップル信者から、「雷軍はジョブズの死を
待ち望んでいる」と非難されることになりました。

果たして、雷軍さんとはどのような人物なのでしょうか?

  「これをジョブズの物真似と切り捨てるのはたやすい。
  だが、 “真似て、学ぶ” ことこそ、ジョブズに対する雷軍流の
  敬意の示し方なのである。なぜなら、それを実践することは
  間違いなく “世界中をひっくり返す” 道だからだ。
  優等生だった雷軍には、ジョブズのような強烈な個性やカリスマ性
  は確かにない。しかし、彼の身体には “世界を変えたい” という
  気概が骨の髄まで満ちている。」

本書の著者は湖北省出身のビジネス作家の陳潤さん。

シャオミ大躍進の裏側と、雷軍さんの半生を描いたノンフィクションです。

  第1章 100万ドルの夢想家
  第2章 少年の頃の夢
  第3章 我が青春、我が金山
  第4章 卓越網
  第5章 <毒覇>の実力
  第6章 上場までの8年間
  第7章 百戦錬磨の投資家
  第8章 壮大な夢への再出発
  第9章 20年続く革新の道
  第10章 未来は夢のために

この本から何を活かすか?

ちなみに、シャオミはスマホだけでなくタブレット「Mi Pad」も
「iPad mini激似」と評されていました。

以下、週刊アスキー2014年7月のハード松村さんの記事です。

  「(Mi Padは)7.9インチ(2048×1536ドット)のRetinaクラスの
  パネルを装備し、サイズや重量はiPad mini Retinaに激似…。
  というか、シリコンタイプのmini Retina用ケースならそのまま
  装着できました。さらにUSB端子や背面カメラの位置も同じなので
  そのまま使えるぐらい似てます。背面のプラスチッキーなデザインは
  iPhone5cに近い感じでしょうか。」

いろんな意味でシャオミ恐るべじという感じですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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| 人生論・生き方・人物・哲学 | 05:31 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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