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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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15分でチームワークを高めるゲーム39



満足度★★★
付箋数:17

  「こんにちは、◯◯(自分の名前)です。
  この会社には14年間、現在の部門には3年間勤務しています。
  私が持っている硬貨は1999年です。この年に私は、
  スカイダイビングに一緒に行こうと夫に説得されました。」

これは、本書に紹介されている
「配られた硬貨の発行年に、自分に起こった出来事を話すゲーム」
の解答例です。

ゲームの目的は、お互いについて知り、
今後の会話のきっかけをつくること。

これからチームが始動するときや、チームに新しいメンバーが
加わったとき、あるいはメンバー間のコミュニケーションが
あまりとれていないときに行うゲームです。

硬貨さえあれば、場所を選ばずに始められます。
ゲームを行う手順は以下の通り。

  1. メンバーに1枚ずつ硬貨を配る。
  2. 配られた硬貨が発行された年に、自分に起こった重要な
   出来事、またはおもしろい出来事を思い出す時間を2分間与える。
  3. あなたが最初に例を示す。
  4. メンバーはまず名前を言い、自己紹介した後、
   硬貨が発行された年に起こった出来事について話す。

事前に準備するのは、参加するメンバーの生まれた後に
発行された硬化を人数分用意しておくことだけです。

1人ずつ発表するゲームなので、最適な参加人数は
3~8人が推奨されています。

同じ年代が集まった、学生や新卒社員の研修などには
適さないかもしれませんが、いろいろな世代の人が
集まっているチームでは、お互いのことを知って、
距離を縮められそうです。

時間があれば、硬貨をシャッフルして、何度か行うことも可能。

その年に自分に起こった出来事ではなく、
その年に好きだった歌、映画、テレビ番組などについて
発表する別バージョンもありますから、
数回やるときはバージョンを変えるのも一つの手ですね。

メンバーの発表が全員終わったら、次のような質問をします。

  「お互いの仕事以外の面を知ることは、なぜ重要なのでしょうか?」
  「個人的なことを他の人に話すのは、抵抗がありましたか?」
  「仕事の中でお互いをもっとよく知るにはどうしたらよいでしょうか?」

これらの質問をすることで、その場だけのゲームで終わらせず、
今後のチームワーク向上につなげることができるのです。

本書はこのような15分でできる手軽なゲームを
39個紹介している本です。

著者はリーダーの自信と能力の強化を行う米コンサルタントの
ブライアン・コール・ミラーさん。

ゲームの種類は大きく4つに分かれていますから、
チームをどのように変えたいか、その目的に合ったゲームを
選ぶことができます。

  ・初対面のメンバーが親しくなるゲーム
  ・チームが盛り上がって活性化するゲーム
  ・チームに交渉力/想像力がつくゲーム
  ・変化に負けないチームをつくるゲーム

紙と筆記用具を用意するだけで始められるゲームがほとんどで、
学校の先生や社内の研修担当者にも重宝されそうな一冊です。

本書は2005年にディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行された
15分でできるチーム・ビルディング・ゲーム』を改題、再編集
したものです。

この本から何を活かすか?

本書の優れている点は、あらかじめゲームで発生する可能性のある
問題について、その対処法についても書かれていることです。

例えば、「ゲームに参加したくない人がいる」問題や、
「メンバーが感想会で発言しない」問題など。

問題が発生してからこの部分を読むようでは、
せっかくのゲームが台無しになるので、
ゲームを取り仕切る方は、この対処法のパートは
事前に読んで、頭に入れておいた方がいいでしょう。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.



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