活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

読書で賢く生きる。

2015年05月21日
読書法・速読術 0


満足度★★★
付箋数:21

  山本 ビジネス的に意識の高いサラリーマンがビジネス書を
     読むじゃない? それも毎月のようにビジネス書を買っている
     アホがいるじゃない? で、毎月成功体験や人生訓読んでても、
     いつまでも人生の同じ地点でのろのろしてて、
     何か違うと引っかかり続けている人もいるはず。
     だから、みんな早く、ビジネス書を読んでも成功できないって
     気づけよって思うんですよ。

  漆原 1、2年読んでみて気がつく人は気がつくんです。
     そういう人もいます。

  中川 「ホットドッグプレス」を読み漁って、セックスを妄想する
     童貞じゃあないんだから。

  漆原 構造はそれと同じなんです。

これは2014年11月に阿佐ヶ谷ロフトで行われたトークイベント
「ビジネス書ぶった斬りナイト8」での、中川淳一郎さん、
漆原直行さん、山本一郎さんのやり取りです。

この回の冒頭のテーマは「ビジネス書を読んで成功した人は
どれだけいるか?」でした。

最初に3人が噛みついたのは、読者をカモにする出版社であり、
自己啓発書ビジネスそのものについて。

3人の口から出る出版社名やビジネス書作家は、すべて実名です。

言いたい放題ですから、トークイベントとしては、
かなり盛り上がったのではないでしょうか。

最初から活字ベースなら、さすがにここまで言えないのでは?
と思える会話が頻繁に出てきます。

本書は3人のトークイベント・鼎談、そして各自の読書論を
一冊にまとめた本です。

  第1章 ネット時代こそ本を読むとトクをする。(中川さん)
  第2章 捨てるべきビジネス書、読むべきビジネス書(鼎談)
  第3章 駄本を見極め、古典を読破する技術(漆原さん)
  第4章 ビジネス書業界の呆れた舞台裏(鼎談)
  第5章 人生に役立てるコンテクスト読書法(山本さん)
  第6章 そもそも人はなぜ本を読むのか?(鼎談)

ちなみに、3人ともすべてのビジネス書を読むことを
否定しているわけではありません。

例えば、勝間和代さんの本でも初期の作品、
効率が10倍アップする新・知的生産術』あたりまでは、
思いと実務経験が反映していて良かったと語られています。

それ以降は、実務から離れて講演や著述業にドップリに
なってしまうと劣化は避けられないと指摘されています。

だから、迷ったときは新刊よりも初期の作品を読むのが正解。

勝間さんの初期作品意外の本では、『結局、女はキレイが勝ち
が好評を得ていたのが意外でした。

ツッコミを入れるために読んだら、実はいい本で、
案外まともなビジネスマン向けの本で面白かったと。

あと、成毛眞さんの本に対する考えは、
私も同じように感じることがありました。

  山本 成毛さんがウェブとかで書いていることもよく読んで
     いるんですけど、ちゃんとまとまって成毛さんが考えて
     いることとか、仕事上で経験したこと、読書で得た知識を
     ブレンドして1冊にまとめたなと。

  漆原 バカは本当に伝染る。付き合う人間は厳選せよとか。
     割りと難しいことを要求していますよね。

  山本 実践しようとすると結構大変なんですよ。
     あんたは実践できたかもしれないけどってことも多い。

この本から何を活かすか?

  「先に結論から言ってしまうと『7つの習慣』、
  『思考は現実化する』、『人を動かす』の3冊を押さえてしまえば、
  他の自己啓発系ビジネス書は読まなくて構いません。」

いわゆる定番・源流と呼ばれる3冊です。

確かに、誰もがこの3冊をしっかり読んでいれば、
それ以外の自己啓発書は売れなくなるかもしれません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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