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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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アップル、グーグルが神になる日



満足度★★★
付箋数:21

「IoT」という言葉をご存じでしょうか?

これは2013年頃から話題になり始めたバズワードです。

「IoT」は、Internet of Thingsの略で、日本語では
「モノのインターネット」と訳される仕組みです。

IoTでは、スマートフォンや携帯電話だけでなく、
世の中に存在する多様なモノがインターネットに接続したり、
相互にデータをやり取りすることで、人間の操作を介さずに、
機器同士が自律的に動作します。

すべてのモノがIoTで繋がる可能性がありますから、
これに関わるのは、モノづくりを行う世界中の
ありとあらゆるメーカーです。

そして、このプラットフォームを主導するのがアップルなのです。

  「本書はiPhone関連の仕事を6年間続けてきた1人のエンジニアの
  目から見た、 “これから5年後” を話したものです。
  ただの妄想にすぎないが面白い、あるいは、経営の知識もなく
  適当で勝手なことを語っていると思われたことでしょう。
  しかし、私の目を通して見ているものが、刺激となり何かしらの
  考えるきっかけになればと思います。」

このように語るのは、ハードウェア、ソフトウェアの両方に通じた
エンジニアの上原昭宏さん。

上原さんと一緒に本書をまとめたのが、IT分野に精通する
ライターの山路達也さんです。

お二人は本書で、IoTによって、私たちの生活が
どのように変わるのか、その将来像を語ります。

ちなみに、人の身の周りの機器同士がネットワークを経由して
連動するホームオートメーションなどの概念は以前からあり、
目新しいものではありません。

しかし、ここ数年で通信環境が急速に整備され、
クラウドコンピューティングが大きく進展しました。

更に、スマートフォンが爆発的に普及したことで、
ネットワークのハブとして機能するようになったのです。

通信環境・クラウド・スマホの3つが揃うことで、
はじめてIoTが使えるものとなったのです。

そして、スマホと多彩な機器が連携するための
「最後の1メートル」を埋めるのが「BLE」という技術です。

これは、Bluetooth Low Energyのことで、
ブルートゥースの新しい4.0という規格です。

iPhoneでは4S以降の機種でBLEに対応可能です。

従来のブルートゥースも消費電力は少なかったのですが、
BLEは更にその1/10程度の電力しか使わないのが1つの特徴です。

これにより、ボタン電池1個で何ヶ月もデバイスを
駆動させることができるようになりました。

また、従来のブルートゥースではペアリングして機器同士を
接続することが必要でしたが、BLEは無数の機器と
接続することが前提なので、ペアリングなしで、
機器が発信するデータを受診することができるのです。

このBLEとアップルの開発した「i Beacon」の技術を使うと、
マーケティングにおいても新しい試みが可能になるようです。

この本から何を活かすか?

その「i Beacon」の使用例を示すのが、こちらの動画です。



クーポンが配布されるところなどは一見すると、
これまでとあまり変わらないように見えます。

しかし、ユーザーが自らアプリを使ってクーポンを取りに
いかなくともBLE機器に近づくと、自動的にクーポンを
受け取れるところが大きな違いです。

マーケティングを仕掛ける側からすると、クーポンや情報が
自動で配信される仕組みは、革命的な違いがあるのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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