活かす読書
ikadoku

ビジネス書・ベストセラー本・科学本を中心に13年以上、ひたすら本を紹介し続けるブログ。既に紹介した本は3700冊以上。

めんどくさいことの9割は捨てていい

2015年05月13日
自己啓発・セルフマネジメント 0


満足度★★★
付箋数:20

あなたは、めんどくさがり屋ですか?

もし、めんどくさがり屋なら、本書を読んでみる価値が
あるかもしれません。

  「あなたが “めんどくさい” と思う気持ちは100%正しい。
  新しいことや未知のこと、普段と異なる想定外のことに触れると、
  人間は条件反射的にめんどくさいと思ってしまいがちです。(中略)
  そんなときに “めんどくさいから考えるのをやめよう” と
  思ってしまうのは、あなたが悪いのではなく、
  身体が無意識に反応しているからです。
  ですから、 “私はめんどくさがり屋で、ダメな人間なんじゃないか” 
  と自分を責める必要なんて一切ありません。」

本書は「めんどくさい」との向き合い方を変えて、
そこから人生の大切なモノを見つけるための本です。

著者の松田元さんは、『時給800円のフリーターが3年で
年収1000万円に変わる仕事術
』を著した若手経営者です。

現在はアズホールディングス株式会社の代表取締役で、
武蔵野大学院大学SMB研究所所長なども務めていますが、
中学や高校ではドロップアウトして、ニートやフリーターの
生活も経験した方です。

松田さんは、「めんどくさい」には2種類あると言います。

1つは自分の人生にとって無意味な「偽物めんどくさい」。

これは「めんどくさい」と思うことの9割を占めます。

そのほとんどは捨ててしまっていいものですが、
取り組んだとしても意外と簡単に対処できる
人生を無駄に迷わせる「悪いめんどくさい」です。

もう1つは、残りのたった1割しかない、あなたが努力したり、
苦労したりしなければ乗り越えられない、めんどくさいことです。

松田さんは、これを「本物めんどくさい」と呼びます。

これを乗り越えると、人生を大きく変える可能性があり、
自らを大きく成長させてくれる「良いめんどくさい」です。

この「本物めんどくさい」は、人生の「たいまつ」になると
松田さんは言います。

本書では、次の4ステップで宝物とも言うべき1割の
「本物めんどくさい」を見つけて、向き合います。

  ステップ1・・・めんどくさいを分ける(因数分解する)
  ステップ2・・・分けためんどくさいをさらに色分けする(見える化)
  ステップ3・・・9割のめんどくさいを捨てる
  ステップ4・・・残った1割のめんどくさいと向き合う

巻末には、「めんどくさいシート」が付録として
ついているので、これに書き込みながら、
本当に必要な「本物めんどくさい」を見つけていきます。

多くの「めんどくさい」に惑わされて思考停止に陥らないように、
9割は捨てて、残り1割に集中して対処するのがポイント。

私たちが普段、何となく「めんどくさい」と思っていることは、
よく考えてみると、実は大したことないものばかりで、
やろうとさえ思えば、できるものがほとんどなんですね。

「めんどくさいシート」に書き込むことは、
それほどめんどくさいことではありません。

たくさんの「偽物めんどくさい」によって頭のなかが
靄がかかっていた状態から「本物めんどくさい」を
見つけることができると、スッキリと思考が整理されて、
集中して取り組むことができるようになります。

この本から何を活かすか?

本書では、「めんどくさい」を正しい、大切な感情と捉えています。

しかし、松田さんは日本人にありがちなある習性が、
その感情にフタをしてしまうことがあると指摘します。

その習性とは、過剰に「空気を読んでしまう」こと。

空気を読んでしまうことが、私たちの「めんどくさい」という
感情を鈍化させてしまうのです。

ですから、「めんどくさい」センサーを働かせるためには、
空気の読み過ぎに注意しなければなりません。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.

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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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