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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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毒父家族



満足度★★★
付箋数:17

さくら舎さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

「毒親」または「毒母」という言葉を聞いたことがありますか?

ここ数年で耳にするようになった言葉だと思います。

「毒親」とは、子どもに対するネガティブな行動パターンを
執拗に繰り返し、それによって子どもの人生を
支配するようになってしまう親のことです。

毒親でも、母の方が注目されているのは、信田さよ子さんが
2008年に刊行した『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き
が話題になったからです。

一般的に母と娘の関係が濃い家庭が多いので、
特に「毒母」にスポットが当たったのでしょう。

  「本書は、 “毒母” ならぬ “毒父” にスポットを当て、
  父と息子の関係を中心とした内容になっています。
  私自身、父との関係に、ずっと悩まされてきました。
  本書では、私の実体験をもとに、父と息子との関係性を主軸にして、
  親の価値観が子供に与える影響、そして家族のルール
  (良いことも悪いことも)は確実に連鎖していき、
  自分の代だけでなく次世代にも続いていくという話を、
  心理学的観点から書いています。」

著者は、心理カウンセラーの井上秀人さん。

井上さん自身の体験談で、支配的な父親に苦しめられる家族に
スポットを当てた初の「毒父」本です。

井上さんは子どもの頃から、支配的な父親にビクビクし、
常に父親に何と言われるかを気にしながら生きてきました。

井上さんのお父さんは、学歴至上主義で、頑固で、
自分の考えが通らないと子どものように怒りの感情を露わにし、
モラルハラスメントに近い行動をする方だったと書かれています。

  「父の前では、自分の意見を言わず、とにかく怒らせないように
  生きていこうと決めました。その思いは成長してからも
  変わりませんでした。幼い頃から植え付けられた恐怖心は
  記憶として残り、私という人間の深い部分にこびりついて
  離れなかったのです。」

井上さんは、父親の影響で社会人になってからも、
人間関係やコミュニケーションがうまくいかずに
悩んでいたそうです。

しかし、5年ほど前から心理学を学び始め、トラウマを克服。

本書では、その過程を描きながら、同じ悩みを持つ方へ、
アドバイスを行います。

私自身はこういった悩みを持っていないので、
自分が毒親にならないように、注意するために読みました。

ちなみに、「gooランキング」の記事になっていた、
「ひょっとして毒親?」と思われる人の特徴ランキングは、
以下の通りです。

  1位:子供を恐怖や罪悪感で支配しようとする
  2位:子供のミスを責め続ける
  3位:子供の交友関係をコントロールしたがる
  4位:子供の進路を子供に決めさせない
  5位:家族の悪口を子供に言ったり、同意を強要する

こういった気が少しでもある人は、本書が参考になるかも
しれません。

この本から何を活かすか?

本書では、毒父の乗り越えるために12のワークに取り組みます。

その中の1つが「感情の断捨離」。

特に毒父に支配されていなくても、自分の感情の源泉を
発見するのにいいかもしれません。

  1. あなたが人に向かって一番表現しやすいのはどんな感情ですか?
  2. 一番表現しにくいのはどんな感情でしょうか?
  3. 2であげた一番表現しにくい感情を表現することで、
   どんなことが起こるのを恐れていますか?
  4. ワークに取り組んでみて、あなたがこの時間で発見したこと、
   気付いたことはどんなことでしたか?
  5. 4の気付きを日常生活で活かすために、あなたはどんな行動を
   起こしますか?
  6. その行動を起こすと、どんな結果につながっていきますか?

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.


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| 心に効く本 | 06:41 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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