「仕組み」仕事術
最少の時間と労力で最大の成果を出す「仕組み」仕事術
(2008/03/03)
泉 正人 商品詳細を見る
満足度★★★
本書が定義する“仕組み”とは、
「誰が、いつ、何度やっても、同じ成果が出せるシステム」
です。
最初に仕組みを作る時は、頭も時間も使うので、
どうしても億劫になりがちなもの。
しかし、この本の著者・泉正人さんは、
「仕組み化は、将来の自分の時間を買うようなもの」と言い、
仕組み化による多大なメリットを説明し、
本書で、仕組みを作る際のコツやツールを紹介します。
仕組み化する対象は、個人の仕事からチームの仕事まで。
作業系のルーティンワークはもちろん、
モチベーション維持やコミュニケーションを伴う仕事、
更には成功体験まで仕組み化してしまいます。
そして、仕組み仕事術として、
次の3つの黄金ルールを挙げています。
1.才能に頼らない
2.意志の力に頼らない
3.記憶力に頼らない
この黄金ルールは、キレイに3つにまとまっていますが、
システムとして機能する仕組を作るためには、
必要十分ではないので、もう少し工夫が必要でしょう。
いずれにせよ、仕組み化によって、
できた時間をどう活かすかが勝負ですから、
この時間を“重要だが緊急ではない”仕事へ
振り向けていきたいものです。この本から何を活かすか?
本書では、「使えるチェックシートをつくる4つのコツ」
が紹介されていました。
1.「TO DO」と「詳細」に分ける
2.できるだけ細かい手順に落とし込む
3.判断を入れない
4.2度目からアルバイトでもできるように
私が、かつて仕事で使うチェックシートを作った時には、
次の3つの視点でその有効性を確認していました。
・作業の主体側の視点(接客する側)
・サービスを受ける側の視点(顧客側)
・全体を俯瞰する視点
作ったチェックシートをこの3つの視点で見直すと、
けっこう修正が入り、使えるものが出来上がります。
Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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