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フレームワークで人は動く

フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器
(2014/10/07)
清水久三子

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kindle版 フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器 (朝日新聞出版)

満足度★★★
付箋数:23

  「ビジネスで用いるフレームワークには “コト(事)系” と
   “ヒト(人)系” の2つのタイプがあることをご存じでしょうか。
  一般的にフレームワークといった時にイメージされるのは
   “コト系” のほうなのですが、じつは、コト系とヒト系を
  上手に組み合わせる(使いこなす)ことができて初めて、
   “フレームワークで人は動く” となりえるのです。」

本書の著者、清水久三子さんは企業変革のプロとして、
企業統合や新制度導入のコンサルティングを行ってきました。

清水さんは、コト系とヒト系の両方のフレームワークを駆使して、
企業変革を行ってきたといいます。

清水さんが、コト系フレームワークと分類するのは、
いわゆるロジカルシンキングやラテラルシンキングで使う
フレームワークで、物事を整理・分析するのに役立ちます。

ロジックツリー、SWOT、3C、5フォース、バリューチェーンなど
よくあるフレームワーク本で紹介されているのがコト系です。

では、ヒト系フレームワークとは、どのようなものなのでしょうか?

あまりイメージできない方も、多いのではないでしょうか。

  「ヒト系フレームワークは、通常、クライアントにも見せることが
  少ないため、 “門外不出” のフレームワークといっても
  よいかもしれません。本書ではこの “隠された武器” に力点を置き、
   “人を動かす” ノウハウを読者の皆さんにご紹介していきます。」

ヒト系フレームワークは、人を巻き込むのに役立つもので、
心理学、チーム力学、組織理論などの領域で作られたものです。

これらの領域で考えられたものは、フレームワークというより、
「◯◯モデル」のような概念として考えられたものが多く、
ビジネスの現場で使っている人は少ないように思えます。

本書では、ヒト系フレームワークとコト系フレームワークの
使い分けをイメージできるように、「物語」を挿入して解説します。

物語では、ある企業の改革に関わる3人の主人公が登場し、
改革のステージごとに、使うフレームワークを紹介します。

  ステージ1. 「企画」&「布陣」
  ステージ2. 「計画」&「組閣」
  ステージ3. 「実行」&「展開」

各ステージでは2つのことを行っていますが、前に書かれている
「企画」、「計画」、「実行」はコト系のフレームワークを使います。

後ろに書かれた「布陣」、「組閣」、「展開」を行う時に
使うのがヒト系フレームワークです。

では、本書の特徴であるヒト系フレームワークを紹介します。

  ・利害関係者の関係をつかむ「ステークホルダーマップ」
  ・人を巻き込む計画を立てる「マンツーリンググリッド」
  ・仲間がどんなキャラなのかを知る「ハーマンモデル」
  ・メンバーに適した役割を決める「ベルビンロール」
  ・雨を降らせて、地を固める「タックマンモデル」
  ・人の感情や期待値を管理する「変革受容モデル」
  ・人の心にどう届けるか「コミュニケーション・フレームワーク」
  ・プロジェクトのドラマづくり「3つのボード」

さすがに、門外不出だけあって、ヒト系フレームワークは
聞いたことのないものばかりでした。

ただし、ヒト系フレームワークの位置付けや、
使う場面はわかりましたが、実際の使い方については、
あまり詳しく書かれていないので、本書はすぐに真似して使える
タイプの本ではないように思えます。

この本から何を活かすか?

  「ハーマンモデルのタイプ分けは、“誰に何をやってもらうか”
  を決めるチーム編成の際に活用することができます。
  簡易的に自分のハーマンモデルを調べられるWebサイトなども
  あるため、変革などのプロジェクトを始める際には
  メンバー全員でやってみることをお勧めします。」

ということで、無料で診断できるサイトを探してみました。

  ・ハーマンモデル診断
  ・5分でわかるプレゼン相手の「利き脳タイプ」


Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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