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クリエイティブコンサルタントの思考の技術

クリエイティブコンサルタントの思考の技術クリエイティブコンサルタントの思考の技術
(2015/03/18)
ケヴィン ダンカン

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満足度★★★
付箋数:21

  「 “誰だってクリエイティブになれる”  “誰もが優れた
  アイディアを持っている” といった言葉をよく耳にします。
  いずれにしても、はっきりと言えるのは、
   “場当たり的にアイディアを出す”  “とにかく奇抜な
  アイディアを出す” といったやり方に効果はありません。
  本物の独創性とは、秩序の中で生まれるものです。
  どの方向に向かうかをはっきりと意識していなければ、
  いいアイディアは生まれません。」

著者は、英国でテレビやラジオのコメンテーターとしても
活躍する、経験豊富なクリエイティブコンサルタントの
ケヴィン・ダンカンさん。

ダンカンさんは、シェル、ノキア、ロンドン証券取引所、
ディスカバリーチャンネルなど多数のクライアントを抱える
売れっ子コンサルタントです。

本書はそんなダンカンさんが、アイディアの生み出し方から
実行に移すまでの技術を、5つのステップで解説します。

最初のステップでは、アイディアを生み出す準備をします。

アイディアは、多すぎても少なすぎてもいけないので、
本当に使えるものを適量だけ生み出す必要があります。

そのためには、アイディアを生み出す流れを確認し、
ミーティングの場所、時間、人選、ルールを決め、
事前の宿題なども準備します。

次のステップでは、原型となるアイディアを生み出します。

創造的で優れたアイディアは、厳しい制約の中で生まれます。

ですから、より想像力を巡らせて、かつ現実的なアイディアを
引き出すために、あえて制約という「枠」の中で考えます。

このステップでは、10のテクニックを使って
ミーティングの活性化を図り、アイディアを生み出します。

3番目のステップでは、アイディアを発展させカタチにします。

ここでは5つのテクニックを使って、アイディアの原型を
更に発展させ、その中から、本当に問題解決できる
アイディアにまで育て上げます。

4番目のステップでは、アイディアを見極めます。

アイディアを思いつくことができない人が大勢いるので、
当然、アイディアの良し悪しを見極められない人も多いはず。

ここではアイディアの中から、実現の可能性や冒険度、
会社にもたらす効果などを考えてランク付けし、
アイディアを選別します。

最後のステップでは、アイディアを実行に移します。

世の中には、素晴らしいアイディアを持っていても、
それを実行に移そうとしない人がたくさんいます。
それだけ、アイディアを実行に移すのは大変な作業です。

ここでは、実現に向けて必要なエネルギー量を調べ、
関係者を巻き込みながら、優先順位とプロセスを明確にして
できるだけ早くとりかかります。

本書は、これらの5つのステップをイメージしやすい
図解入りで解説しています。

使われている図の一部は、ダンカンさんの前著
図解思考50のルール』から説明する内容を変えて
流用されているようです。

図の使い方もアイディアと同じで、常に新しいものを
発明すればいいというものではなく、新たな状況のもとで、
新たな使い方を見つけることが、効率的な方法だからです。

この本から何を活かすか?

  「よく知らないものを何かに喩えると、理解が深まる
  ということがあります。反対に、よく知っている何かのことを、
  よく知らないものだと考えるようにすることも、
  創造的な思考を働かせるうえで有効です。」

よく知っているものを、その先入観を捨てて、
「奇妙だ」、「疑わしい」という見方をすれば、
あらためて好奇心が湧いて、より深い理解ができるように
なるそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| アイディア・発想法・企画 | 09:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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