活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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みる わかる 伝える

みる わかる 伝える
みる わかる 伝える
(2008/03/14)
畑村 洋太郎 商品詳細を見る

満足度★★★★

「わかる」とは、どういうことか?

私たちは、物を見たり話を聞いたりした時に、
自分の頭の中に持っている要素や構造と、合致するかを
瞬時に判断しているようです。

本書では、この頭の中の要素や構造を、「テンプレート」と呼びます。

つまり、「わかる」とは、
外の事象と、自分の頭が持つ様々なテンプレートが、
合致した状態です。

それでは、テンプレートと合致しないと、理解できないのか?

当然、今まで見たことも聞いたこともない事象は、
頭にテンプレートがなく、戸惑います。
しかし、その未知の事象に興味を持って、理解しようとした時に
人は新たなテンプレートの構築を、その場で始めようとします。

この試行の行為こそが、「学習」です。

本書は、「失敗学」で有名な畑村洋太郎さんが、
考えたり創造することの基本となる
「みる=観察力」、「わかる=理解力」、「伝える=伝達力」
の3つの行動について検討し、その本質を解明します。

こういった概念を理解するには、イメージが重要ですが、
本書では、

「文章の持つ一般性に、絵の持っている具体性が加われば鬼に金棒」

と述べられている通り、図がふんだんに用意され、
理解を助けるために、非常に効果的使われています。

苫米地英人さんの『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方』で
説明されていた、具体化と抽象化の世界についても、
本書の図が、そのイメージをうまく表していました。

私は、本書を理解するために、
かなりの部分を、図に助けられた感じがします。

この本から何を活かすか?

小宮一慶さんは、『ビジネスマンのための「数字力」養成講座』で、
社会や経済の基本数値を、あらかた覚えておくように、言っていました。

畑村さんも本書で、事象を数量的に把握するために、
自分の尺度を持つように、すすめています。

髪の毛の太さ0.1mm、1円玉の直径2cm、水ひとしずく0.05g・・・・

など、物事を数量的に把握するために、
正確ではなくても、日常で使える物差しを持つことで、
理解の度合いに雲泥の差が出ると説明しています。

私もこれを機に、身近な尺度を、意識して増やそうと思います。 

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.    

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