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竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?

竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?竹中先生、「お金」について本音を話していいですか?
(2015/02/27)
堀江 貴文、竹中 平蔵 他

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満足度★★
付箋数:15

  「私が外為どっとコム総研の首席研究理事を務めているので、
  みなさん、もっと外為どっとコムで取引しましょう」

主催者側は、本当は竹中平蔵さんにこう言って欲しかった
と思いますが、さすがにそこまでストレートには言っていません。

本書は2014年10月19日に外為どっとコム主催で行われた
大規模セミナー「TOKYO GAITAME SHOW 2014」での
竹中平蔵さんと堀江貴文さんの討論会を書籍化したもの。

  第1章 今後は「スマホ」で社会はさらに進化する?
  第2章 日本を救う「地方創生」に改革、規制緩和は欠かせない
  第3章 ダイバーシティ(多様性)の容認が繁栄の鍵
  第4章 「お金」とはいったい何なのか?
  第5章 東京オリンピックが変える日本の姿

お二人は2005年夏の郵政解散民営化選挙の時に、
広島6区から立候補した堀江さんの応援演説に竹中さんが
駆けつけてからのお知り合い。

討論会とは言っても、竹中さんの立場はあくまで主催者側で、
ゲストの堀江さんに気持よく喋ってもらいつつ、
セミナーに来たお客さんの、投資しようという気分を
盛り上げるのが目的です。

そんな大人の事情があっても、肩入れし過ぎないように、
適度なバランスを取りながら討論をコントロールしているのが、
竹中さんのスゴイところです。

堀江さんは、竹中さんのから否定されることなく、
「天才!」、「異才!」、「また選挙に出ませんか?」と
持ち上げられていますから、饒舌に語ります。

ただ、あまりにお互いが認め合い、褒め合っているので、
討論としてはエキサイティングではありません。

話しが面白くない訳ではありませんが、全体的に緩めの対談に
仕上がったという印象です。(以下、対談の引用は敬称略)

  竹中 今日いろいろお話していただいて、堀江さんて
     未来からやってきた人だと改めて思いましたね。

  堀江 そんなことないですよ。

  竹中 でも、確かにオリンピックをきっかけに、
     堀江さんが話してくれたような新しい仕組みを
     実現していくチャンスはあると思うんです。

討論の中で唯一、考えが違っていたのは、
ビットコインについてです。

  竹中 ピア・トゥ・ピア(のビットコイン)には、
     誰もそれを保証してくれないという怖さがあるわけですよ。
     契約をそのたびに結ぶのが面倒ですしね。

  堀江 何でですか? そこ、僕はちょっとわかりません。
     円やドルといった通貨自体、共同幻想なので、
     みんなが信用しているうちは安心ですけど、
     実は誰も保証なんてしていないんですよ。
     ビットコインが怖くて、円が怖くないというのが、
     僕には理解できないんですけど。

また、対談の中で、ユダヤ人のダイバーシティをテーマに取り上げ、
その典型例として、トルコのイスタンブールを挙げていました。

外為どっとコムが力を入れている「トルコリラ/円」投資を
暗にアピールする流れに、スッと持っていったのには脱帽です。

「竹中さんも堀江さんもトルコには注目って言ってたら、
外為どっとコムでトルコリラ/円に投資してみよう」
と考えたセミナー参加者もいたのではないでしょうか。

この本から何を活かすか?

堀江さんが今、最も注目している技術は、
VR(仮想現実)とAR(拡張現実)です。

その中でも、フェイスブックが買収するということで
話題になったオキュラスVR社の「オキュラスリフト」という
デッドマウントディスプレイに注目しているようです。

堀江さんは、インターネットに出会った時の高揚感と表現し、
竹中さんも、「どこでもドア」が実現したと興奮しています。

現在は開発者向けにしか販売されていませんが、
2015年中には一般販売の見通しもあるようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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