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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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そこまでやるか! 裏社会ビジネス

そこまでやるか! 裏社会ビジネス ―黒い欲望の掟そこまでやるか! 裏社会ビジネス ―黒い欲望の掟
(2015/02/12)
丸山 佑介

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満足度★★★
付箋数:12

さくら舎の岩越さんから献本いただきました。ありがとうございます。

本書は、最新の裏社会ビジネスの全貌を明らかにする本です。

自分からは、手に取ることのない種類の本ですが、
こうして頂いて読んでみると、最近、ニュースなどで耳にする
犯罪の背景が少しだけ見えてきました。

著者は、ビジネスにも裏社会にも精通する犯罪ジャーナリストの
丸山祐介さんです。

丸山ゴンザレス名義でも旅行記などを書かれている方です。

本書の表紙に写っている坊主にヒゲの方が丸山さんで、
こう言っては失礼ですが、裏社会の取材にはマッチする
雰囲気がありすね。

丸山さんが、裏社会を取材するジャーナリストであると名乗ると、
必ず「どうやって取材しているんですか?」と聞かれるそうです。

もちろん丸山さんは、元暴力団組員などの独自の
情報ソースがあったり、潜入捜査を敢行することもあります。

しかし、先ほどの質問に対し、次のように答えるそうです。

  「いつも目にする場所を違った角度から見るだけですよ」

サラッと言うと、カッコいいセリフですね。

しかし、丸山さんが言いたいのは、
表があるから裏がある、つまり表裏一体であるということ。

私たちが、普段、表だと思って生活していても、
知らず知らずのうちに裏社会と繋がっていることが
あるということです。

  「裏社会の常識を持たないままでも、ある日突然、
  裏社会ビジネスにからんだトラブルに巻き込まれたりすることは
  あります。気がついたら自分が当事者になっているなんてことも
  ないとは言えないのが現代社会の恐ろしいところです。
  特に、昨今の裏社会のトレンドとして、ヤクザが肩で風切って
  歩いていたところにぶつかって・・・といった、
  古典的な巻き込まれ方ではなく、知らぬ間に裏社会に
  入り込んでしまっている、といった事態が見られます。」

裏社会に対して何の予備知識もないと、
万一、踏み込んでしまった時に、それに気づくのが遅くなり、
取り返しの付かないことになることもあり得るのです。

本書で裏社会の実態や手口を知ることが、
一般の人が知らずに裏社会に足を踏み入れないための、
予防策にもなります。

  序章 灰色がつなげる表と裏の社会
  第1章 社会の表と裏の常識
  第2章 裏社会の変遷
  第3章 多様化する裏社会ビジネス
  第4章 裏社会の儲けのカラクリ
  第5章 世界中から狙われる裏社会ビジネス
  終章 裏社会と2020年五輪問題

2020年に東京オリンピックが開催されることが決定し、
日本中が沸き立ちましたが、裏社会も同様だったそうです。

しかし、それは裏社会が新たなビジネスチャンスに
沸き立ったのではなく、オリンピック開催で規制が強化され、
自分たちのビジネスが脅かされることに戦々恐々としたのです。

今までは法の抜け穴を駆使して成立していたビジネスが、
取締りによってスタイルを変えたり、姿を消してしまう
可能性があるようです。

その変化を「裏社会2020年問題」と呼ぶ人もいるとか。

この本から何を活かすか?

  裏風俗にヤクザが絡まないワケ

インターネットやスマホの普及で、売春の形態が、
出会い系サイトやLINEを利用するなど大きく変わりました。

しかし、そうした裏セックス産業には、
それほどヤクザが絡んできていないそうです。

なぜなら、それほど大きなお金が動かないから。

警察も同様の理由で、未成年売春や不法滞在がなければ、
裏風俗には興味を示さず、スルーするようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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