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14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書

14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書14のフレームワークで考えるデータ分析の教科書
(2014/09/18)
髙橋 威知郎

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kindle版 データ分析の教科書

満足度★★★
付箋数:23

昨今のビッグデータのブームもあり、データ分析と聞くと、
専門的な統計学や高度な数学を駆使するイメージを
お持ちの方も多いと思います。

しかし、専門的な知識がなくても、昔ながらのツールを使って、
データ分析ができるというのが本書の主張です。

本書の著者、髙橋威知郎さんは大学で数理統計学を専攻し、
データ分析の専門書も読み漁ったそうですが、
それらの知識は意外と実務では活用できなかったそうです。

しかし、ある手法と出会ってから、驚くほどスムーズに
データ分析ができるようになりました。

その手法とは、昔から製造現場の人が使っていた
「QCの7つ道具」と「新QCの7つ道具」です。

この14のフレームワークを使って一度基本的な分析をすることで、
初めて統計分析手法が実務に結びつくようになったそうです。

  「データ分析スキルとは、データと対話するスキル」

最初は「QCの7つ道具」と「新QCの7つ道具」を使って
簡単な対話から始めて、徐々に難しい対話をするのです。

本書では、次の5つのステップで、
現場で使えるデータ分析を解説します。

  Step1 準備する

  最初に「メッセージボード」で、基本的なデータ分析の
  前提条件を明らかにします。次に「データの統計図
  (データツリー)」を使ってどんなデータを分析するかを
  明確にし、それから作業を進めるための「スケジュール」を
  決めます。

  Step2 集める

  「新たに作らなければならないデータ(プライマリーデータ)」
  は集めるのに時間も費用もかかるので、
  まずは「既に存在するデータ(セカンダリーデータ)」
  の素性を明確にして集めます。そして、前提条件が少しだけ
  ズレているデータを比較のために「対」で集めます。

  Step3 分析する

  このステップでのポイントは3つ。1点目は「分析は大まかな
  分析から始め、徐々に細かい分析に入っていく」こと。
  2点目は「定量分析と定性分析を効果的に組み合わせる」こと。
  3点目は「分析は、どんな分析を行うのかによって、
  定番の手法を効果的に組み合わせる」こと。
  このステップで、QCのフレームワークを活用します。

  Step4 表現する

  ここでは分析結果をドキュメントとして表現します。
  メインメッセージを伝えるストーリーの骨組みを作り、
  それを基に報告書や提案書などのドキュメントを作成します。

  Step5 伝える

  これまでのステップで作成したドキュメントを、
  相手にメッセージを伝える場面のシナリオ(デリバリーシナリオ)
  に落とし込みます。更にレビューやリハーサルを重ね
  資料の精度を高め、やプレゼンの内容をブラッシュアップします。

基本的に本書のデータ分析は、統計ソフトは使わず、
エクセルでできる分析を中心に解説されています。

分析をする前の、どんなデータを、どうまとめるかという
基本的な部分がしっかりと説明されている本でした。

この本から何を活かすか?

  「データ分析の手法に関していうなら、新しい手法が良い手法
  というわけではありません。むしろ、昔からあるシンプルな
  手法のほうがわかりやすくて使いやすく、解釈もしやすい
  ということがあります。」

そこで本書で定量分析に使うツールが「QCの7つ道具」であり、
定性分析に使うツールが「新QCの7つ道具」なのです。

QCの7つ道具とは、チェックシート、ヒストグラム、管理図、
散布図、パレート図、特性要因図、層別です。

新QCの7つ道具とは、親和図法、関連図法、系統図法、
マトリックス図法、アローダイヤグラム法、PDPC法、
マトリックスデータ解析法です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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