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株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる

株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる株は1年に2回だけ売買する人がいちばん儲かる
(2015/01/22)
伊藤 智洋

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満足度★★★
付箋数:20

日本実業出版社の細野さんより献本いただきました。
ありがとうございます。

  「株式投資で勝つために必要な、現状を正確に把握するための
  情報とは、 “多くの市場参加者が同じ認識のなかで
  必ず同じ方向へ動く場所、そうせざる得ない場所が
  どこかを知ること” です。そのような場所を知る方法について、
  本書では詳しく紹介します。」

本書は株式投資の中でも、テクニカル分析(チャート分析)に
よる投資方法を解説した本です。

著者は投資情報を配信する有料サイト「パワー・トレンド
を主宰する伊藤智洋さん。

伊藤さんは、チャート分析からシナリオを描いて、
回数を絞った投資方法を推奨しています。

そもそも値動きには大きく分けて2つの状態があります。

1つは、「積極的な状態」。

この状態に入ると、市場参加者の動きが同調するような
値動きになり、価格が反転したときに値位置が気にされる
展開となり、一定のパターンが形成されます。

つまり、「積極的な状態」に入るとチャート分析によって、
値動きが予想しやすい状況になるのです。

もう1つは、「時間待ちの状態」。

この状態では、下がったら買われる、上がったら売られるという
展開を繰り返します。

一定のリズムで動いているように見えて、
実は動きに一定のパターンはありません。

チャート分析の世界で一般的に言われている支持・抵抗が
意識される状況にもならないのです。

ですから、本書ではチャートがその動きに意味を持つ
年2回の「積極的な状態」のタイミングに絞って投資します。

  Step1. 季節的なタイミング、想定される年間の値幅など
      基本的な条件にその時点までの相場の流れを合わせて
      シナリオをつくる

  Step2. 上昇すべきタイミングに底堅い動き+1日または数日の
      値幅の大きな動きが起きて「積極的な状態」に
      入ったら買いに入る

  Step3. 積極的な上昇局面ではチャート分析(抵抗と支持など)
      が有効に機能するので、調整パターンを見極めながら
      保有する

  Step4. 値幅のある日柄の長い上昇が終了したら売って
      利益確定する。値幅のある日柄の長い上昇のチャンスは
      1年に2回ある。

いったん仕掛けたら、シナリオが外れたと判断される状況が
くるまで何もしません。

多くの市場参加者が、似た行動を取れる期間には
限界があります。

その積極的な状態に限界がきて、目標とする値位置へ
到達してから手仕舞いをします。

本書の売買法では、市場参加者の思惑が一致する状態で
投資するので、投資対象としては、日経平均先物、為替、
商品先物などが推奨されています。

また、個別銘柄でも十分な資金の流入がある日経平均株価の
採用銘柄であれば、投資対象となりうるとしています。

この本から何を活かすか?

伊藤さんは、資金の少ない個人投資家は短期トレードで
勝負すべきでないと言います。

  「個人投資家が損切りラインを決めて、
  短期でトレードしているのは浅はかな考えです」

なぜなら、市場での優位者は、個人投資家の損切りポイントが
どこにどれだけ入っているかを知っているからです。

仮にその注文量が個人で見られるようになっていても、
「その裏側にはフェイクがあると」考えるべきと、
伊藤さんは解説します。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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