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めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法

めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法めんどうな人を サラリとかわし テキトーにつき合う 55の方法
(2015/01/22)
石井 琢磨

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満足度★★★★
付箋数:23

総合法令出版の大島さんから献本いただきました。
ありがとうございます。

次のようなシーンを想像してみてください。

非常に忙しくて、ピリピリとした職場です。
あなたは、個人的理由でどうしても休みが欲しい。

普段の上司の言動から、休暇の申請をすると、
だいたいどんな言葉が返ってくるかは予想できます。

空気を読んで、なかなか休みが欲しいとは、
言い出せませんでしたが、意を決して休暇申請をしました。

すると上司の反応は、予想通りでした。

  「こんな忙しい時期に休むのか?」
  「他の誰も休んでないのわかるだろ?」

こんなことを言われた時、あなたなら、どう対応しますか?

本書では、こんな場面での「フツーの人の切り返し方」、
「上級者の切り返し方」、「達人の切り返し方」の
3つを比較します。

まず、「フツーの人」は「ダメでしょうか・・・・?」と
つい弱気になってしまいます。

上司だって休暇を取ることが、当然の権利であることは
知っています。

しかし、正論では勝てないからこそ「嫌味」を言うのです。

ここで嫌味に屈してしまっては、次回からますます
休みが取り難くなってしまいます。

「上級者」なら、ここで「身内に不幸がありまして」と
無難なウソをつきます。

こう言っておけば、さすがの上司も嫌味を言えません。

しかし、毎回、休暇を申請する度にウソをつくのも
気が引けますし、その作り話に合わせるのも面倒です。

では、「達人」はどのように対処するのか?

その答えは、堂々と「スルー」する。

上司がどんな嫌味を言っても、「はい、休みます」と
力強く言えばいいのです。

相手が嫌味を言うのは、まともな主張ができないから、
負け惜しみを言っているのです。

そんな事で感情を動かされては、正に相手の思うツボ。

ここで相手は一言いいたいだけなので、
言わせておくのが正解なのです。

本書は、「嫌味を言う上司」のような「めんどうな人」への
効果的な切り返しを集めたもの。

  「本書は、世にはびこるめんどうなシーンを集め、
  ありがちな反応と、その場をもっとうまくやり過ごせる
  反応を紹介したものだ。」

登場するのは、即決を迫る上司、声が大きい人、逆ギレ先輩、
重箱の隅をつつく人、ムチャぶり上司、被害妄想が激しい人、
などなど、全部で55人の「めんどうな人」たちです。

本書はタイトルも軽めで、ページをめくるとイラストも豊富。

しかし、その見た目とは違って、実は「弁護士」さんが
書いた本なのです。

本書に出てくる人々は、著者の石井琢磨さんが弁護士として、
日頃から接してきた「めんどうな人々」をモデル化したもの。

その切り返し方は、さすがに議論のプロだけあって実践的です。

しかも、石井さんの切り返しは、相手がぐうの音も出なくなる
強力なものばかりです。

本書は、見た目とは印象が違う、
羊の皮をかぶったオオカミのような本でした。

この本から何を活かすか?

本書では、「500人が使って効果を実感!」というような
説明をする、めんどうな人を「理系の人」という括りで
紹介していました。

私はここだけ、ちょっと違和感がありました。

理系の人は、効果があるのはどういう状態かを
定義したがります。

また、母数が何人に対して、有効な数字が
どれだけ出たかも示したがります。

ですから、本当の理系の人は「500人が使って効果を実感!」
という、ザックリした表現自体が許せないはずですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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