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今、なぜ部下はあなたに心を開かないのか?

今、なぜ部下はあなたに心を開かないのか? これからの時代のリーダー論 (Sanctuary books)今、なぜ部下はあなたに心を開かないのか? これからの時代のリーダー論 (Sanctuary books)
(2014/09/12)
山川博史

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満足度★★★
付箋数:21

なぜ、部下はリーダーであるあなたに、心を開かないのか?

年代が違って、話しにくいのか。

それとも、若い世代はそもそもコミュニケーション能力が
不足しているのか。

そこで、こちらから部下に話しかけるようにして、
「何かあったら相談して」と声をかけたとます。

しかし、これでは何も状況は変わりません。

相変わらず、スタッフが相談もなしに、
突然、辞めてしまうことが繰り返されます。

部下があなたに心を開いてくれない理由を、
あれこれ考えてみても、やはり正解が見えてきません。

ここで、本書の著者、山川博史さんは衝撃的な理由を挙げています。

それは「あなたが仕事ができすぎる」から。

これまで理想のリーダー像を追い求めていた人ほど、
「そんなバカな!」と思うかもしれません。

しかし、これからの時代は、あなたが育ってきた方法では、
あなたの部下は育たないのです。

リーダーが中心的・模範的な存在になって、周りを引っ張って
いこうとすればするほど、部下は次のように考えて、
心は離れていくのです。

  ・「リーダーは、僕らとは違う人間だし」
  ・「リーダーは、仕事ができるから、任せればいいんじゃね?」
  ・「俺たちがいなくてもやっていける。だから明日辞めよう」

リーダーの頑張りが、まさに裏目に出ている状態。

それでは、逆に、仕事ができないリーダーの方が、
チームはうまくいくのでしょうか?

もちろん、そんなことはありません。

仕事ができなければ、やはり軽視・嘲笑・陰口の対象となります。

仕事ができ過ぎてもダメ、できなくてもダメ。
結局、どうしたら、部下は心を開いてくれるのでしょうか?

それはチームの仕事ぶりとは関係ないリーダーシップをとること。

リーダーは、プロジェクト達成に向け、皆の視線を同じ方向に
向けさせ、自分も同じ目的を持った同志という関係を築くのです。

そして、リーダーが中心になって引っ張るのではなく、
フラットな立場であることに部下が気づくと、
自然とあなたに対しても、心を開いてくれるようになるのです。

  「この本はソフトマネージメントと言われる
  これからのリーダーが取るべき行動をわかりやすく書いた。
  いわゆる “俺についてこい!” ということが通用しない時代に、
  リーダーになってしまった人に向けて書かれた
  新しいリーダー論である。」

本書はリーダー論と言っても、理論中心ではなく、
かなり人間臭い、現場に則したリーダー論です。

抽象論ではなく、具体的な方策が示されています。

それは、山川さんが飲食業界で苦労して、試行錯誤を重ねて
つくり上げてきた、チームビルディングの方法であり、
リーダーシップの方法だから。

机上で考えたのではなく、かなりの場数を踏んできた
山川さんだからこそできる、具体的でユニークなアドバイスが
数多く掲載されています。

あなたが、日々現場で苦闘する悩めるリーダーならば、
本書は、きっと頼りになる相談者ができたように
感じるかもしれません。

この本から何を活かすか?

本書では、リーダーにとって「ブレスト会議」はストレスの
たまるもので、チームを崩壊させる会議であると指摘されています。

それは、部下たちがブレスト会議で言いたいことを言っても、
結局、自分の意見が採用されないという不満を持つから。

個人的には、これはちょっと違うと感じます。

意見がうまくまとまらないのは、ファシリテーターの力量です。

仮にリーダーがファシリテーターを務めるなら、
まずはファシリテーションスキルを磨いた方がいいと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| リーダーシップ | 07:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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