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説得力ある伝え方

説得力ある伝え方 口下手がハンデでなくなる68の知恵 (幻冬舎新書)説得力ある伝え方 口下手がハンデでなくなる68の知恵 (幻冬舎新書)
(2014/11/27)
伊藤 真

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kindle版 説得力ある伝え方 口下手がハンデでなくなる68の知恵

満足度★★★
付箋数:22

あなたは「説得」に対して、どのようなイメージを持っていますか?

説得が必要になるのは、相手と自分の考えや意見が違うとき。

ですから「説得」と聞くと、相手を言い負かしたり、
無理に自分の主張を押し通すイメージがあるかもしれません。

しかし、「説得」には本来、次のような意味があります。

  <広辞苑>
    よく話して納得させること

  <ブリタニカ百科事典>
    コミュニケーションによって受け手の理性や感情に働きかけ、
    相手の自発性を尊重しながら、送り手の意図する方向に
    受け手の意見、態度、行動を変化させる

説得は相手の自発性を尊重した「納得」が前提にあるので、
「命令」や「強制」とは根本的に違います。

そして、相手を納得させるためには、理性と感情の両方に
働きかける必要があるのです。

さて、本書はカリスマ塾長として知られる伊藤塾塾長の
伊藤真さんが「実践的説得の極意」をまとめたもの。

  第1章 人はどんなときに説得されるのか
  第2章 説得して、されて、私が体得したこと
  第3章 口下手でもOK! 説得力のある伝え方
  第4章 正答のない世界で生きるために

私たちは、人の話を聞く時に「この意見には説得力がない」とか、
「あの人の話には説得力がある」といった感想を漠然と持ちます。

その時の「説得力」とはどこから生まれてくるのでしょうか?

この説得力の源泉について伊藤さんは次のように語ります。

  「そこにはさまざまな要素がありますが、中核にあるのは
   “事実” と “論理” と “言葉” だと私は思います。
  司法試験を目指す塾生にも、その三つが不可欠だと教えていますが、
  これは法律家だけに求められるものではありません。」

事実と論理があれば、相手に理性に働きかけることはできます。

しかし、それだけでは相手の感情を動かすことはできないので、
言葉が必要なのです。

では、言葉が感情に働きかけるのなら、
口下手だと、相手を説得できないのでしょうか?

そんなことはありません。

たとえ口下手でも、「熱意」や「情熱」、「誠意」があれば、
相手の気持を動かすことができるのです。

では、その「熱意」や「情熱」はどうすれば、出てくるのか?

  「これはもう、 “本気になる” しかありません。
  たとえば自社製品を売り込むにしても、営業マン自身が本気で
  良い商品だと信じていなければ、セールストークにも
  説得力が出ないでしょう。内心で “どうせ3年で壊れるんだよな”
  と思いながら、 “これは一生ものですから是非!” と勧めても、
  相手は熱意を感じません。こればかりは、テクニックで
  どうにかなる問題ではないのです。」

説得は、「相手にとってもその方が良い」と本気で
信じているからこそできる行為なのです。

本書で語られるのは、説得のテクニックではなく本質論。

いかにして、相手と自分の共通のゴールを設定し、
相手に自発的にゴールに向かってもらうかについて、
伊藤さんの経験を交えて書かれています。

この本から何を活かすか?

  「憲法」と「法律」の違い

なんとなく違うことはわかりますが、どうちがうの?
と聞かれると、うまく答えられません。

本書では、この違いについて次のように説明されています。

  「憲法と法律では役割がまったく異なります。
  どちらも国民の権利を守るためのものではありますが、
  法律はそのために国民を制限する。
  したがって、法律を守らなければいけないのは国民です。
  それに対して憲法は、国民を守るために、
  政治家や公務員などの権力者の行動を制限します。」

法律は国民を縛り、憲法は権力者を縛る違いがあるんですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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