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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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小さな会社こそ、高く売りなさい

小さな会社こそ、高く売りなさい小さな会社こそ、高く売りなさい
(2014/11/05)
竹内 謙礼

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満足度★★★
付箋数:25

  「本書はスモール・プレミアム戦略を論じたものである。
  分かりやすく言えば、 “小さな会社が、商品を高く得る方法” 
  ― この戦略について、豊富な事例と具体的な手法を
  徹底解説している。」

  第1章 なぜ、小さな会社は「値上げ」ができないのか?
  第2章 小さな会社が大きい会社と戦うための
      「プレミアム商品戦略」
  第3章 小さな会社が少ない広告費で戦うための
      「プレミアム集客戦略」
  第4章 小さな会社がライバル会社よりも高く売るための
      「プレミアム販売戦略」
  第5章 こんなにあるスモール・プレミアム戦略企業

著者は、カリスマ経営コンサルタントの竹内謙礼さん。

竹内さんは、ベストセラーになった『会計天国』や
投資ミサイル戦略課長)』などのストーリー形式の本で、
知られている方です。

竹内さんは、9年前に「タケウチ商売繁盛研究会」を立ち上げ、
小さな会社から寄せられる集客や経営に関する相談に、
毎年2000件以上答え、解決に導いてきました。

その小さな会社向けのノウハウを詰め込んだのが本書です。

世の中には有名なマーケティング理論や経営理論が
数多く存在しますが、それらのほとんどは小さな会社では
役に立ちません。

なぜなら、そもそも著名な経営戦略は大きな会社を
対象としたものだからです。

大きな会社には、人もモノも金も揃っています。

その豊富な経営資源を集中と選択によって投下するのが、
一般的な経営戦略論なのです。

人・モノ・金のいずれも揃っていない小さな会社では、
大きな会社と同じように、著名な経営戦略を使うことが
できません。

例えば、小さな会社には優秀な人は集まってきません。

給料が安いから優秀な人を雇えませんし、たまたま優秀な人を
雇えたとしても、すぐに条件のいい会社に転職してしまいます。

だから優秀でない人ばかりが残ってしまう。

しかし竹内さんは、優秀な人材を諦めたからこそ見えてくる、
小さな会社ならではの人材コントロール術があると言います。

優秀でない人は、考えることが苦手。

例えば、スーパーマーケットで「売れる販売ポップ」を
作って欲しいと店員に指示しても、なかなか考えることができず、
1週間待っても、10日待ってもポップはできあがりません。

そこで、店員への指示を「毎日、必ずひとつ、何でもいいから
販売ポップを作って欲しい」と変えます。

すると、「何でもいい」と考えなくてもよい条件をつけたので、
継続して販売ポップが作れるようにまります。

1ヶ月もすると、売り場は賑やかなポップで一杯になる。

たとえそれが売れない販売ポップだとしても、
店内に販促物が溢れかえり、店に活気を与えてくれます。

また、ポップを作ることを継続していくことで、
考えることが苦手だった店員も、次第に「売れる販売ポップ」に
興味を持つようになるそうです。

だから、小さな会社の優秀でない人には、「考える仕事」から
入るのではなく、「続ける仕事」や「早くできる仕事」を与え、
責任感を持たせることを優先する方が良いようです。

この本から何を活かすか?

本書の事例で紹介されていた書店、「東京天狼院」に
行ってみたくなりました。

この書店では本を購入した「読書後」のサービスに
力を入れています。

買った本を教材代わり使うプロが教えるイベントが開催され、
また参加者同士で本のテーマを研究する様々な企画も
用意されているようです。

リアル店舗でしかできない付加価値をつけて、
お客さんを惹きつけているんですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| マーケティング・営業 | 06:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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