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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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ここらで広告コピーの本当の話をします。

ここらで広告コピーの本当の話をします。ここらで広告コピーの本当の話をします。
(2014/10/29)
小霜 和也

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kindle版 ここらで広告コピーの本当の話をします。

満足度★★★★
付箋数:23

あなたの目の前に現れた人が、突然に尋ねてきました。

  「このグラス1杯の水道水、100円で買いませんか?」

あなたは、怪訝な顔をして、その人の頭はだいじょうぶか
と思うことでしょう。

しかし、尋ねられたときの状況が違うと、
相手への対応もまったく違ったものになります。

もし、あなたが砂漠で遭難して飲水が尽きた時に、
同じように聞かれたら、水道水だって喜んで買うでしょう。

そんな状況なら、きっと1万円出してでも、
何とかその水を手に入れたいと思うはずです。

  「モノの “価値” とは、ヒトとの関係性で決まる」

広告コピーとは、価値が最大化されるように
商品を「定義付け」するもの。

この「定義付け」に特化したコピーのことを
「タグライン」と呼ぶようです。

そして、コピーライターとは、言葉によって、
モノとヒトの関係を創り、改善することで、
企業や商品の価値を上げる人のことを言います。

  「そもそもコピーって何なの。そもそも広告クリエイティブって
  何なのか。(中略)若手コピーライターやコピーライターを
  志望する人たちが、コピーの役割、コピーライターの存在価値を
  正しく理解してくれるようにこの本を書きました。
  もちろん、広告会社の営業さん、クリエイティブ、
  クリエイティブ以外の部署の方、広告主、さらには社会人の
  誰が読んでも役に立つ本です。 “そもそも広告とは” を
  いっしょに考えることで、広告コミュニケーションの
  本質をよく掴むことができると思うからです。」

著者はプレステの全盛期をつくったことでも知られる
クリエイティブディレクターの小霜和也さん。

他にも小霜さんは、KIRIN 一番搾りのキャンペーンなど、
これまで数多くの広告を手がけてきました。

本書は、コピー1本で100万円請求するための教科書です。

  第1章 そもそも広告コピーって何
  第2章 コピーを「考える」
  第3章 そもそも広告って何
  第4章 コピーを書く「姿勢」
  第5章 コピーライター人生とは

ちなみに、日本で最初のコピーライターは、江戸時代の才人、
平賀源内さんだと言われています。

彼がコピーを書いたのが「土用丑の日」。

もともと鰻は冬に脂が乗るため、夏場にはほとんど食べられて
いませんでした。

そこで夏場の売り上げ不振に悩んでいた鰻屋に頼まれて、
源内さんはコピーを考案しました。

ターゲットは「夏バテしている人」、
USPは「他の魚と比べて鰻は精がつく」ということ。

そこで源内さんは、「夏に鰻を食べるとよい」という
キャンペーンを展開。

これが定着して、現在の夏に鰻を食べる習慣ができたのです。

まさに、モノとヒトとの関係をクリエイトする
広告のお手本となったわけです。

本書はコピーライティングのノウハウを学ぶというより、
コピーについて小霜さんと一緒に考えることにより、
モノの本質を掴み、その価値の伝え方を知る本です。

この本から何を活かすか?

  「言葉というものの役割は、大きく2つあります。
  1つはコミュニケーション。もう1つは思考の補助です。」

私たち人間が考えることができるのは、言葉があるから。

そして言葉があるから、「未来」を考えることができる。

  「だからこそ、コピーという言葉には、企業の未来を
  決定づけるパワーがあります。」

私たち個人においても、未来を創りたければ、
「まず、言葉にせよ」ということですね。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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