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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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経営の未来

経営の未来
経営の未来
(2008/02/16)
ゲイリー ハメル 商品詳細を見る

満足度★★★

本書の目的は、経営管理をイノベーションすること。

事例研究として登場する企業は、

  ホールフーズ・マーケット社(自然食やグルメ食材中心のスーパー)
  W・L・ゴア社(ゴアテックスで有名な会社)
  グーグル

などです。

ちょっと考えると、類似点のなさそうなこれらの企業は、
卓越さや偉大さの模範として、本書で紹介されて訳ではありません。

この3社は、「従来型の経営管理手法を無視して成功」する企業として、
経営の未来の姿を探るために紹介されています。

本書の著者は、「コア・コンピタンス経営」の提唱者として
有名はゲイリー・ハメルさん。

ハメルさんは、経営をイノベーションするための挑戦課題として

  1.戦略変更のペースを劇的に加速させること
  2.イノベーションをすべての社員の日常業務とすること
  3.社員を奮起させ最高の力を発揮させる労働環境を築くこと

の3つを提示し、
従来型の経営管理手法から脱する「マネジメント2.0」の方向性を
示唆します。

本書の理想とする組織は、階層の少ないフラット型で、
管理の少ないコミュニティのような形態となります。

それなりに年功序列の残る日本では、一般的に受入れられるのは
まだ先のような気がします。

肩書きがないと困る人たちが、すんなり受入れるとは考え難いからです。

本書は、未来はこうあるべきという、断定的な予測をするよりも、
読者自身が経営の未来を築くための手助けをする、
というスタンスで書かれた、非常に読み応えのある本です。

ピーター・ドラッカーさん亡き後、マネジメントの分野では、
ハメルさんが水先案内人となると思わせる力作になっています。

この本から何を活かすか?

DoCoMo2.0ではありませんが、橘玲さんは「金融2.0」と言い、
ハメルさんは「マネジメント2.0」を本書で提示しました。

何でも、2.0さえ付ければいいという訳ではありませんが、
どこか「言ったモン勝ち」的な雰囲気もあります。

そこで、私は次世代型の読書方法として「読書2.0」を提唱します!

もちろん、単に勢いで言ってみただけですから、
内容はまったく考えてません。

せっかくですから、このブログを育てつつ、
「読書2.0」のコンセプトを練ってみようと思います。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.  
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