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「成功法則」を本気で科学する

「成功法則」を本気で科学する (ベスト新書)「成功法則」を本気で科学する (ベスト新書)
(2014/10/09)
野口 哲典

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満足度★★
付箋数:15

「あきらめないで続けること」は、多くの成功法則本で言われる、
重要な成功法則の1つです。

もちろん、あきらめてしまうと成功確率は「0」になるので、
成功するまで続けることは、成功するための不可欠な要素です。

例えばアフリカに、日照りが続くと雨乞いの踊りをする部族が
いたとします。

どうしたら、非科学的な雨乞いで、雨を降らせることができるのか?

この場合、踊らなければ、雨がふる確率がゼロになるわけでは
ありませんが、雨が降るまでずっと踊り続けさえすれば、
雨乞いで雨を降らせる確率を100%にすることができるのです。

ちょっと例が非科学的過ぎましたので、
もう少し、数学的に確率で考えてみます。

例えば、10本中に、1本だけ当たりが入っているくじを
作ったとします。

この場合、1回引いて当たる確率は10%。

このくじを連続して引く場合、1度引いたくじをもとに戻すか
戻さないかで、当たる確率は違ってきます。

簡単なのは、元に戻さない場合。

くじは10本しかありませんから、10本引けば100%当たります。

しかし、くじを戻す場合はどうでしょうか?

10回引いたからといって、100%当たるとは限りません。

この場合の当たる確率は、1から当たらない確率を引いて計算します。

1回引いて当たらない確率は1/10。
これを10乗したものを1から引きます。

1-(9/10)の10乗=0.651322…≒65.13%となります。

このくじを30回引けば、当たる確率を約96%まで上げることができます。

ちなみに、成功確率1%の事象を繰り返す場合、
230回繰り返すと約90%の成功確率で、400回では約98%となります。

ですから、「あきらめないで続ける」という成功法則は、
成功確率を100%に近づけることはできるのです。

それでは、「宝くじ」でも買い続けた方がいいのでしょうか?

確かに、買わなければ当たらないという点では同じです。

しかし、宝くじの場合は、当せん金に割り当てられるのは、
売上の内わずか約47%です。

これは1枚300円で買うと、約140円払い戻される計算ですから、
1枚買うごとに約160円損することを意味します。

もし宝くじを1万枚買う場合、期待値から計算すると160万円損し、
100万枚買うと1億6000万円損することになるのです。

このようにテラ銭を控除されて払い戻される、
期待値が1より小さいギャンブルは、
繰り返せば繰り返すほど、破綻に近づくのです。

これが宝くじが「愚か者に課せられた税金」と言われる所以。

本書は、成功法則で言われていることが正しいかどうか、
科学っぽく考察する本です。

タイトルの「本気で」というのは、主観的な表現ですから、
この時点で既にあまり科学ではありませんが、
あくまで著者の野口哲典さんは、そう考えたということですね。

成功法則を実験で証明したり、実証データで検証している
わけではないので、科学テイストのコラムという印象です。

この本から何を活かすか?

  じゃんけんに勝つ確率を上げる方法

じゃんけんでは、連続して同じ手を出す人よりも、
次は別の手に変える人のほうが多いことが、
統計的に知られているそうです。

あえて「最初はグー」を合図にじゃんけんを始めると、
続けて「グー」を出す人は少ない。

よって、「チョキ」を出すと、あいこになるか勝つ確率が
高くなるそうです。

だから、「最初はグー」の後は、「キョキ」、「パー」の
順で出すと、勝つ確率が少しは高くなる。

ちなみに、いきなりじゃんけんをする場合は、
最初に「チョキ」を出す人が少ないので、
「パー」を出すのがいいようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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