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コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶことコンサル一年目が学ぶこと
(2014/07/30)
大石 哲之

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kindle版 コンサル一年目が学ぶこと

満足度★★★
付箋数:22

本書はコンサルタント1年目で学ぶすべてのことを
網羅した本ではありません。

大石哲之さんは自身を含め、数多くの外資系コンサルティング会社
出身者に取材を行いました。

年齢は、35~40歳前後の方で、今では外資系ファームの
パートナーになっている方や、ベンチャー創業に携わり会社を
上場させた方、上場企業のマネジメントをされている方など、
取材した時点での立場は様々です。

新人コンサルの時代から数えると、15年ほど経ち、
一番脂が乗って働いている世代に聞いたことになりますね。

その方たちに、ぶつけたのは次の質問です。

  「新人コンサル時代に学んだことのなかで、
  15年たっても役に立っている普遍的なスキルは何か?」

ここが、本書がコンサル1年目で学ぶこと、
すべてを掲載していない理由です。

新人コンサルタントとして学んだ15年前を振り返り、
職種や業界が変わっても、また、リーダーや経営者の
立場になっても通用することを挙げてもらい、
30個の重要スキルにまとめたのが本書です。

現在ではコンサルタントのスキルをまとめた本が、
数多く出版されていますから、本書が挙げた重要スキルも、
どこかで聞いたことがあるものが多いかもしれません。

しかし、それをどの程度自分のものとして身につけられるかが、
15年経って大きな差になってくるのです。

大石さん自身の経験で言うと、「ロジックツリー」は学生時代に
興味を持ち、齋藤嘉則さんの名著『問題解決プロフェッショナル』を
繰り返し読んで学んだそうです。

その甲斐あって、大石さんは見事コンサルティング会社に
入社することができました。

実際にコンサル会社に入ってみると、最初に受けた研修は、
問題解決プロフェッショナル』とほぼ同じ内容。

そして、コンサルティングの現場に入り、プロジェクトを
こなすようになっても、『問題解決プロフェッショナル』以上の
方法論は使わなかったそうです。

  「つまり、結局のところ、コンサルタントの問題解決に、
  何かすごい裏ワザテクニックはありません。とても基礎的な
  方法論を応用しているにすぎないということです。」

本書の方法論は、コンサルティング会社に入らなくても
学ぶことができ、徹底して身に付けることで、
どんなポジションで働くようになっても使えるスキルなのです。

  第1章 コンサル流話す技術
  第2章 コンサル流思考術
  第3章 コンサル流デスクワーク術
  第4章 プロフェッショナル・ビジネスマインド

本書はコンサルスキルを解説する本ですが、決して、
コンサルタントを目指す人だけに書かれた本ではありません。

紹介されているのは、一般のビジネスパーソンでも
社会人1年目から身につけるべき重要スキルです。

コンサル出身者が、違う業界に移っても活躍できるのは、
本書のスキルを身につけているから。

それは業界や職種を問わず使える普遍的なスキルであることを
証明しています。

この本から何を活かすか?

  「 “はじめに仮説ありき” ―これは、コンサルタントの
  思考法のなかでも、もっとも重要な特徴のひとつでしょう。
  たとえ1年目であっても、 “仮説思考” でものを考えることが
  徹底的に求められます。」

リサーチは、あくまで仮説を検証するために行うもの。

「仮説 → 検証 → フィードバック」のサイクルを高速で回し、
もし、検証の段階で仮説を否定するデータが出てきたら、
それをヒントに新しい仮説を立て、更に検証を続けます。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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