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実践版 孫子の兵法

実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書
(2014/10/17)
鈴木 博毅

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kindle版 実践版 孫子の兵法 ― 勝者を支える最高峰の戦略書

満足度★★★
付箋数:23

著者の鈴木博毅さんから献本いただきました。ありがとうございます。

歴史上最も有名な兵法書と名高い「孫子の兵法」。

紀元前500年頃、中国春秋時代、呉の国の武将であり
天才軍略家の孫武さんが著したとされます。

「孫子」が誕生する前までの戦いは、兵力と運のみに
頼った戦いでしたが、「孫子」は「戦略」によって、
勝敗が決まることを示しました。

以来、2500年もの長きにわたって読み継がれてきた「孫子」。

しかし、今の世の中には、春秋戦国時代のような
本当の戦争はほとんどありません。

戦争の少なくなった今の世では、「孫子」の考えを
応用すべき場面は無いのでしょうか?

そんなことはありません。

現代に生きる私たちは、刃物で殺し合うことこそありませんが、
常に何らかの「勝負」に晒されています。

受験勉強、就職活動、ビジネス、グローバル競争など、
あらゆる場面で、競って勝つことが要求されています。

もし、天才軍師の孫武さんが現代に生きていたら何を考えたのか?
「孫子」を現代に当てはめると、どのように解釈すべきなのか?

本書は「孫子」の考えを、現代のビジネスに応用した実践書。

「孫子」を道具として使うと、今、何ができるかを考えます。

  「敵を知り、己を知るならば、絶対に敗れる気づかいはない。
  己を知って敵を知らなければ、勝負の確率は五分五分である。
  敵も知らず己も知らなければ、必ず敗れる」

現代の私たちにとって、「敵」とは誰を指すのでしょうか?

「敵」とは、市場を争うライバル企業や攻略すべき顧客を
指しますが、必ずしも、それだけではありません。

鈴木さんは「 “敵” とは、あなたが新しく始めること」だと言います。

  「受験勉強するなら、それがあなたの敵です。
  大学生活するなら、それもあなたの敵です。
  就職活動するなら、それもあなたの敵です。
  恋愛を始めるなら、それもあなたの敵です。
  子育てを始めるなら、それもあなたの敵です。
  新しく始めることを成功させることが、
  すなわち敵に勝つことなのです。」

ですから、新しく始めることを成功させるためには、
取り組むことの情報をすべて集めておく必要があるのです。

鈴木さんは、「孫子」の要諦を現代に通じる解釈として
次の5つにまとめています。

  1. 大きな勝利は90%以上があなた以外の要素で決まる
  2. 相手に実力を発揮させないことが大切
  3. 敗北者の行動には共通点がある。それを避けるべし
  4. 部下を本気で戦わせることで200%の実力を出す
  5. 戦うことではなく、勝つことが最終目的である

「孫子」の戦略書の究極のポイントは、戦わずして勝つことです。

不利なときはやめる勇気を持ち、圧倒的に有利な状況をつくり、
戦う前に勝負を決めることを良しとします。

本書では、実際のビジネスシーンで「孫子」をどう使うか、
実例を挙げて具体的に解説します。

「孫子」が私たちの日常とかけ離れたものと感じていた方は、
本書を読むとその考えが180度変わるでしょう。

「孫子」が私たちの人生をよりよくするための
戦略書でもあることが良く分かります。

この本から何を活かすか?

  「選択肢の少ない人ほど、もろい」

「孫子」は危機を前にしたとき、選択肢の広さにこだわりました。

選択肢が多ければ、様々な状況に対応することができるのです。

ですから、私たちのビジネスにおいては、
重要な課題ほど、撤退も含めた複数のオプションを
意識的に準備しなければならないということです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 経営・戦略 | 06:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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