活かす読書

読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

PREV | PAGE-SELECT | NEXT


≫ EDIT

ツイッターで学んだいちばん大切なこと

ツイッターで学んだいちばん大切なこと――共同創業者の「つぶやき」ツイッターで学んだいちばん大切なこと――共同創業者の「つぶやき」
(2014/09/25)
ビズ・ストーン

商品詳細を見る

満足度★★★
付箋数:19

  「この本は、単に無一文から大金持ちになった男の話、
  というわけではない。まったくのゼロから何かを創造すること、
  自分の大望と能力を一致させていくこと、可能性は無限だと
  いう目で世界を眺めると何が見えてくるか。そういう話だ。
  純粋に懸命に働くことは尊いし大切だけれど、個人、会社、
  ひいては国や国際社会まで、僕たちを動かすのはアイディアの力だ。
  創造性こそが一人ひとりをほかとは違う存在にし、創造性が
  あってこそ僕たちはひらめいたり、充実感を得たりできる。
  この本は、誰もが持っている創造性をどう引き出し、
  活かしていくかという話でもある。」

ツイッターのサービスは、どのように作られたのか?

なぜ、たった140文字の短文を発信するサービスが、
ここまで世界中で使われるようになったのか?

本書はツイッターの共同創業者の1人、ビズ・ストーンさんが、
ツイッターの誕生の秘密を語る本です。

ツイッターというと、140文字のシンプルなサービスとは裏腹に、
CEOが3年間で3人入れ替わるなど、経営面では何かと
ゴタついたイメージのある会社です。

ツイッターの共同創業者には、ビズ・ストーンさん以外にも、
3名の方の名前が挙がります。

ツイッターの前身オデオのCEOでしたが、
2006年に会社を追い出されてしまったノア・グラスさん。

ニューヨーク大学在学中にツイッターのアイディアを思いつき、
作り上げたのちにCEOを務めたジャック・ドーシーさん。

ブロガーという言葉の生みの親で、ツイッターの大株主でもあり、
2番目にCEOになったエヴァン・ウィリアムズさん。

それぞれ個性の強い共同創業者で、ドロドロとした人間関係は、
以前に当ブログで紹介したニック・ビルトンさんの
ツイッター創業物語』に詳しく書かれています。

本書の日本語解説を書いたnanapi代表取締役古川健介さんによると、
4人の個性の強い共同創業者の中で、ストーンさんが果たした役割は、
「ツイッターを今のコミュニティに育て上げた」ことのようです。

ツイッターの精神、今に残るDNAを作ったと言うこともできます。

ストーンさんは現在はツイッターを離れ、
モバイルQ&Aプラットフォーム「Jelly」を立ち上げています。

だからと言って、ストーンさんは、本書で恨みつらみを語るわけでなく、
非常に前向きで、ユーモアたっぷりに語ります。

本書は、ツイッターの物語でもあり、同時にストーンさんの
半生記でもあります。

創業物語としては、ストーンさんから見た面しか
語られていませんが、ストーンさんの持つ「良い」人間性が
にじみ出た本になっています。

  「ここに書く話は、僕の子ども時代やキャリアについて、
  僕の人生についての個人的な話だ。それはチャンス、創造性、
  挫折、共感、利他の精神、弱さ、野心、無知、知識、敬意、
  人とのつながりについての話であり、これまでの道のりで
  何を学んだか、どう人間の力をとらえるようになったかという話だ。」

この本から何を活かすか?

私は、ツイッターの成功は、ある種の「割り切り」に
あったように思います。

通常、ITサービスを提供する会社は、自分たちのサービスが
どれだけ優れているかをアピールし、更にサービスの
利便性を高めることにエネルギーを注ぎます。

しかし、ツイッターはその技術競争には参加せず、
使う「人」に注目しました。

  「ツイッターのもつ可能性を想像してみればみるほど、
  ツイッターの価値はユーザーがどう使うかに
  あると思うようになった。
  ツイッターを作った会社として、僕たちは自分たちの技術が
  すごいと強調するのでなく、ユーザーがツイッターを使って
  すばらしいことをしている事実に拍手を送ることにした。」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加

| IT・ネット | 06:32 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://ikadoku.blog76.fc2.com/tb.php/2240-a8295ea4

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT