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爆笑する組織──会社を強くする「だじゃれ」仕事術

爆笑する組織──会社を強くする「だじゃれ」仕事術爆笑する組織──会社を強くする「だじゃれ」仕事術
(2014/09/11)
鈴木 ひでちか

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満足度★★★
付箋数:20

あなたは、次のどちらの組織で働きたいですか?

 <組織A>
・いつも明るく和気藹々とした雰囲気で笑いと会話が絶えない
・ちょっとした思い付きや、ふとした疑問も気軽に口に出すことができる
・上下の壁がなく、自由闊達なコミュニケーションが取り交わされている
・全体的にリラックスした雰囲気があり、メンバーの表情にも余裕がある

<組織B>
・シーンと静まり返って、パソコンのキーを叩く音しか聞こえない
・ムダ口1つ許されない雰囲気があり、1人黙々と仕事を進めている
・部下は上司、上司はトップの顔色を窺い、言葉を選び発言している
・常に成果と時間に追われて、全体的にピリピリした雰囲気が漂っている

好みは別れるところでしょうが、「Aがえー」と思う方が多いでしょう。

本書は、Bのような閉塞感のある緊張した組織を、
優れたコミュニケーションツールである「だじゃれ」によって、
Aのような「あそび」のあるユーモアな組織に変える本です。

「 “あそび” のある組織は強い」、
「冗談を言える雰囲気を作れるのが理想のマネージャー」
を基本コンセプトとする笑顔のコーチング本です。

本書では、今の時代に求められる、愛と勇気と遊び心を持ち合わせた
リーダーシップのあり方を「ダジャリーダーシップ」と呼びます。

しかし、だじゃれは「おじさんが言うもの」というイメージが強く、
特に若い世代から嫌われる傾向があります。

本書の著者、鈴木ひでちかさんは、「だじゃれ」と
「オヤジギャグ」は、まったく別物であると説明します。

その違いは、オヤジギャグが「自己中心的」であるのに対して、
だじゃれは「愛がある(相手中心)」ということ。

オヤジギャグは、周りの反応や気分はお構いなしに、
自己満足を起点にして、ギャグを連呼するので、
周囲から敬遠されてしまうのです。

「自分が言いたいから言う」を優先させるので、
失笑・批判・侮蔑の対象となり、関係を悪化させてしまいます。

一方、だじゃれは面白いことを言いたいという欲求以上に、
「相手を楽しませたい」、「リラックスさせたい」という
愛情が起点となります。

相手が緊張している、深刻に考え過ぎている、
場の空気が重たくなっている、そんな時に体を張って、
ユーモアでその場の雰囲気を和ませ、周囲との関係を
円滑にするのが本当のだじゃれなのです。

本書では、実際にあそびのある組織づくりの実例として、
なでしこジャパンの佐々木監督、ドミノ・ピザ・ジャパン、
古河機械金属、コールド・ストーン・クリーマー・ジャパン
などを紹介。

こういった実例を見ると、「だじゃれ」が本当に組織を活性化する
強力なツールになることが良く分かります。

私は、本書を読むまで「だじゃれ」と「オヤジギャグ」の
違いが、正直、よくわかっていませんでした。

本書は、私のように「オヤジギャグ」と混同してる方の
「だじゃれ」に対するイメージ悪いイメージを払拭します。

そして、今まで「だじゃれ」を間違って使っていた方は、
正しく効果的に使う方法がわかり、
一切「だじゃれ」を言わなかった方でも、
その効用がわかるので、使ってみたくなります。

この本から何を活かすか?

「だじゃれ」が反射的に出ない人は、
掛ことばを見つけるところから始めます。

  子音をずらす、同音異義語を使う、ことばを付ける・切り離す、
  英語化する、音を使う(擬音・促音・濁音・半濁音)、
  倒置する、方言をを使う

これら7つの切り口で掛けことばを探すと良いようです。

そして、流れの中の適切なタイミングで、
勇気を持って表現することが大切なポイントです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 組織・社内教育・コーチング | 06:48 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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