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年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書

<決定版>年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書<決定版>年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書
(2014/07/16)
和仁 達也

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kindle版 年間報酬3000万円超えが10年続くコンサルタントの教科書

満足度★★
付箋数:18

最初に断っておくと、本書は経営コンサルタントのような
論理的思考をする本でも、フレームワークの使い方を解説した
本でもありません。

また、分析方法やプレゼンの方法が書かれた本でもありません。

本書は、独立してコンサルタントとして生計を立てる方が、
どのようにしてクライアントを集めるのか、
またそのクライアントから、いかにして高い顧問料を
継続してもらうのかを解説した本です。

ですから、自ずと読者が限定されることになります。

本書は主に次の方たちを対象として書かれています。

  1. 現役のコンサルタントでもっと飛躍したい人
  2. 将来、コンサルタントとして独立を目指している社会人や学生
  3. 「安さ優先」の価格競争ではなく「付加価値優先」の
    価値競争を志向する士業者

一般のビジネパーソンがコンサルタントのテクニックや
ノウハウを学ぶための本ではありませんのご注意ください。

経営コンサルタントといっても、独立したばかりでほとんど
クライアントを持たない方から、中小企業を中心に数十社もの
顧問契約を持つ方、大手のコンサルタント事務所に所属し
専門分野のコンサルティングをする方、外資系ファームに
所属する戦略系コンサルタントまで様々います。

報酬では、下は年間500万円未満から上は1億円以上まで、
20倍以上の差がついているようです。

その中で、外資系のコンサルティングファームに勤め、
戦略系コンサルタントとして上場企業を相手にしている方を除くと、
年間報酬3000万円以上得ている人はごく僅かです。

特に中小企業を対象にした、個人のコンサルタントで
継続的に年間報酬3000万円以上を得ている方は、
ほんの一握りしかいないようです。

本書の著者、和仁達也さんは経営コンサルタント会社に
5年間勤めた後、わずか90万円の資金を持って27歳のときに独立。

独立直後から、顧問料月額15万円のクライアント4社と
契約を結びました。

以来、月額顧問料30万円以上のクライアントと、
平均で5~10年の長期的な関係を築き、
年間報酬3000万円を超えるコンサルタントになったそうです。

和仁さんは、コンサルティングのスタイルを、
契約の長さを1年未満の短期か、1年以上の長期か、
フォーカスするポイントを問題点か、ビジョンかの2軸で
次の4つに分類します。

短期で問題点にフォーカスする「プロジェクト型」
長期で問題点にフォーカスする「アドバイス型」
短期でビジョンにフォーカスする「ワークショップ型」
長期でビジョンにフォーカスする「パートナー型」

この中で、和仁さんが独立以来ずっと採用しているのは、
最後の「パートナー型」のコンサルティングです。

このスタイルでは、クライアントのビジョンを明らかにして、
そこに到達するために逆算してプランを作り、
社長と社員が向かう方向を一致させることを目的とします。

コンサルタントを雇う社長さんとしては、
自分の右腕になる相談役の社員を1人雇う感覚でしょうか。

雇われた側は、ビジョンの実現に向け、
社外にいるNo.2の幹部として長期に渡って関わるのです。

本書には、このようなコンサルティングスタイルで、
これまで和仁さんが培ってきた、クライアントを獲得して
継続するノウハウが詰め込まれています。

この本から何を活かすか?

  「コンサルタントは社長にアドバイスしてはならない!?」

なぜなら、社長は人から「ああしろ、こうしろ」とは
言われたくないことと、社長が発する最初の相談内容は
本当の相談内容ではないから。

ほとんど場合、社長は本当の問題点に気づいていません。

ですから、コンサルタントとしては、クライアントの状況を
正しく把握することが仕事の8割を占めるそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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