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仕事の「ミス」をなくす99のしかけ

仕事の「ミス」をなくす99のしかけ仕事の「ミス」をなくす99のしかけ
(2014/05/31)
松井順一

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満足度★★★
付箋数:16

中学数学の文章題では、正しい式が立てられれば、
計算でミスしても部分点がもらえました。

しかし、ビジネスではどんなに企画が素晴らしくても、
些細なミスをしてしまうと、部分点をもらえないどころか、
その企画自体が台無しになってしまうことがあります。

場合によっては、会社の信用を失います。

ましてや、そのミスが個人情報の漏洩に関わるものだと、
会社の存続を揺るがす「事故」になりかねません。

今は「ミスだからしょうがない」で済まされる時代ではないのです。

そうは言っても、人間のやることですから、
ミスの発生をゼロにすることはできません。

ビジネスでは、ミスが起こることを前提に環境やシステムを整え、
発生してもすぐに発見できたり、修正できる仕組みをつくる
必要があるのです。

「絶対にミスが起こりません」ということを前提にしてしまうと、
どこかの国の原子力発電所のようになってしまうのです。

  「いろいろな人に話を伺うと “ミス” そのものを改善の目的と
  している人が圧倒的に多いようです。そこに落とし穴があるように
  思います。ミスを目の敵にしてなくそうとすると、
  中世の魔女狩りのようになってしまう怖さがあります。
  まだまだミスは個人の資質の問題であると考える人が
  少なくない中で、ミスに的を絞ると犯人探しが始まってしまいます。」

本書では、ミスの起こる環境や仕事のやり方自体を対象として
改善を図り、ミスの発生率を下げ、そこからの影響を最小限度に
抑える99の仕掛けを紹介します。

この手のノウハウ本で大切なのは、自分の職場や環境に合った
必要な改善策を選んで取り入れること。

99種類紹介されているからといって、最初のページから順に、
すべてを試してみる必要はないのです。

本書では、最初の章で「行動タイプ別・ミスの傾向と対策」が
示されていますから、自分のタイプに合わせて該当する仕掛けに
すぐに飛ぶことができます。

  ・細部が気になる人
  ・場当たり的に仕事をする人
  ・言われたことしかしない人
  ・認識が他の人とずれる人
  ・何でも抱え込んでしまう人
  ・仕事が中途半端な人
  ・すぐ忘れてしまう人

本書で紹介されている仕掛けは、
メンタルやモチベーションを上げるための掲示物、
仕事の流れを見える化した表やチェックリスト、
コミュニケーションのための言葉の定義表、
机周りの環境整備、入力ミスが起こらないExcelの仕掛け、
フローの見直し方法など様々。

レベルで言うと、簡単なポカよけ程度のものから、
高度な管理手法までとかなり広範囲です。

単純なミスを起こすと、精神的にもダメージがありますから、
ルーティンや作業的な部分はできるだけ本書のような
自動的にチェックできる仕組みに頼るべきでしょう。

ミスが減ると、仕事の生産性や質が上がりますし、
もっと面白い仕事に集中することもできるのです。

この本から何を活かすか?

  ヌケ・順番間違いをなくす「WBS」

「WBS」とは、テレビ東京の経済報道番組ではなく、
「ワーク・ブレイクダウン・ストラクチャー」のこと。

下流から上流にさかのぼるように洗いだしたフロー図で、
系統立てて作業を計画することで、のヌケや順番間違いを
抑えます。

列挙型で計画すると、順番間違えが起こりやすく、
計画通り進まないことがあるのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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