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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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データ分析で仕事が変わる

データ分析で仕事が変わる (PHPビジネス新書ビジュアル)データ分析で仕事が変わる (PHPビジネス新書ビジュアル)
(2014/08/19)
住中 光男

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満足度★★★
付箋数:16

何千万、何億という多量のデータを高度な統計手法で
読み解くのが、昨今流行りの「ビッグデータ」です。

これは個人が簡単にできるものではありません。

しかし、ビッグデータほどの規模ではありませんが、
個人がある程度の多量データの分析を行うことは可能です。

それを「ビジネスデータ分析」と言います。

本書は、統計の専門家ではない一般のビジネスパーソン
一人ひとりが行う、ビジネスデータ分析の方法を解説した本。

少しばかりの分析知識を身につけ、Excelのデータ分析ツールを
使うと、誰でも簡単できる手法を解説します。

見開き2ページで1つのテーマを扱い、左ページは文章による解説、
右ページはその図解を掲載するシンプルな構成。

「60分図解シリーズ」というだけあって、サクサク読めます。

本書でメインとして解説されているのは、
Excelの「ピボットテーブル」機能です。

仕事でほとんどのビジネスパーソンはExcelを使いますが、
ピボットテーブルを使いこなしている人は、意外に少ない。

せっかくExcelに、こんな便利な機能があるのに
使わないのは非常にもったいないですね。

著者の住中光男さんは、1990年代初頭に使われていた
表計算ソフトを10階建てのビルだとすると、
現在のExcelは「50階建てのビル」に相当すると表現します。

1階から29階までが表計算のフロアで、基本的な表計算機能、
文書機能、グラフ・図形機能があります。

次の30階から39階までが表計算の拡張機能フロアで、
関数・統計・マクロ機能、動画・音声機能があります。

今回のビジネスデータ分析で主に使うのが、40階から50階までの
コンピュータ機能のフロアです。

ここのフロアには、データベース機能、データ分析・マイニング機能、
Web連携機能があります。

ただし、最後に上乗せで作られたコンピュータ機能のフロアは、
同じビルといっても、フロアのデザインやトイレの場所が違うため、
39階までの表計算フロアとは、別の考え方をする必要があります。

表計算フロアではできて、40階から上ではできないこともあり、
逆に40階から上ではできるのに、39階までのフロアでは
できないこともあるのです。

本書ではピボットテーブルを徹底的に使いこなし、
テーブル分析では4つの分析方法、見える化分析では
2つの分析方法を紹介します。

  <テーブル分析手法>
  ・ダイス分析(多視点での分析方法)
  ・スライス分析(条件づけ絞り込み分析方法)
  ・ドリル分析(詳細化・集計化の分析方法)
  ・グループ化分析(新規分析視点追加の分析方法)

  <見える化分析手法>
  ・グラフ分析(グラフで分析し表現する方法)
  ・ビジュアル化分析(数や数値を見える化する表現方法)

個人的にはピボットテーブルはクロス集計をするときに
よく使いますが、知らなかった使い方もありました。

ピボットテーブルを使ったことがない人はもちろん、
私のように自己流でピボットテーブルを使ってきた人には
参考になる点もあると思います。

ビジネスデータ分析も、一度専門家から
系統だてて学ぶのが、スキルアップへの近道です。

この本から何を活かすか?

多量データを集計して傾向をつかんだ後は、要因分析を行います。

要因分析では、1段ずつ下の階層へ掘り下げていく
「ドリルダウン手法」を使います。

ドリルダウン手法の中にも、いくつかの方法がありますが、
要因分析には「逆トーナメント分析」が、一番適しているようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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