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日本経済 2020年という大チャンス!

日本経済 2020年という大チャンス!日本経済 2020年という大チャンス!
(2014/07/26)
竹中平蔵

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満足度★★★
付箋数:22

  「2020年東京オリンピックをへて、日本(東京)は
  ギリシャ(アテネ)になるか、それともイギリス(ロンドン)に
  なるのだろうか ― いま、そんな視点が必要だ、
  と私は考えています。」

オリンピックの開催国になると、例外なく世界中から
人もお金も集まってきます。

しかし、オリンピック後はその国によって状況が大きく違う。

2004年にアテネオリンピックを開いたギリシャは、
そのとき使った巨額の財政資金が、あの財政危機を招く
きっかけとなりました。

一方、2012年のロンドンは、オリンピック前の需要があるうちに、
サプライサイドを強化して、都市機能を強化しました。

その結果、ロンドンは都市総合力ランキングで、
ニューヨークを抑え1位へ躍り出ました。

もちろん、日本はアテネではなくロンドンに
学ばなければいけないということになります。

オリンピックは経済の流れを変える起爆剤になりますが、
開催されるだけで自動で経済がよくなるものではないのです。

本書は竹中平蔵さんがホストを務める対談本。

オリンピックや経済に関係する各分野の7人の専門家を招き、
オリンピックにはどのような可能性があるか、
開催後も見据えてどのような準備をすべきなのかを議論します。

  「本書は、オリンピック・パラリンピックをきっかけに
   “2020年以降のの日本に必要な改革とは何か” について
  徹底検証した本である」

  第1章 日本の政治と経済(ロバート・フェルドマンさん)
  第2章 東京の開発(市川宏雄さん)
  第3章 日本のIT技術(村井純さん)
  第4章 日本のスポーツ(二宮清純さん)
  第5章 日本の消費者(袖川芳之さん))
  第6章 日本の産業・技術(李根秀さん、南川明さん)
  第7章 東京と日本(平田竹男さん)

オリンピックをきっかけに変わる必要があるのは、
なにも国や企業だけではありません。

オリンピックに備えて、インフラを整備し、
建物をつくるのは目に見えるハードへの投資ですが、
例えば、個人が「オリンピックがあるから英語を学ぶ」のも
ソフト面での一つの投資です。

しかも、このソフト面の投資で得たアセット(資産)は、
オリンピック後もずっと使える資産なのです。

更に良いことに、ソフト面のアセットは、
壊れて使えなくなることがなく、維持費もかからないのです。

オリンピックが東京で開催されるから生で見ようという
レベルではなく、自分の会社や仕事などに
オリンピックをどう生かすかを戦略的に考えるべきと
竹中さんは言っています。

オリンピックをきっかけとした成長戦略は、
個人でも採用すべきなのです。

個人的には、五輪のたびに進化してきたインターネットにも
注目したいところです。

2020年の東京オリンピックに向けては、
人類の9割がインターネットを使う前提での社会を想定して、
準備を進める必要があるようです。

この本から何を活かすか?

  平日に「エクストリーム出社」する人が増えている

これは袖川さんとの対談で出ていた言葉。

エクストリーム出社とは、平日の早朝から
トレーニングや登山、ダンスの練習など、
自己実現のためのヘビーな活動をしてから、
何食わぬ顔をして出社すること。

朝に勉強会や読書会などをやって出社するのも、
一種のエクストリーム出社なのでしょう。

個人的には、朝の時間の有効活用には大賛成です。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| 経済・行動経済学 | 06:36 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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