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人の目を気にして成功する人、失敗する人

人の目を気にして成功する人、失敗する人人の目を気にして成功する人、失敗する人
(2014/07/30)
榎本 博明、立花 薫 他

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満足度★★
付箋数:17

あなたは、人にうしろから覗かれると、いつもはやらないような
ミスをしてしまうタイプでしょうか?

それとも、人から覗かれたほうが、いつも以上の力を
発揮できるタイプでしょうか?

日本人は、人から覗かれると気が散ってしまい、
失敗してしまう人の方が多いようです。

心理学では、ある課題を行うとき、ただ単に見ている人が
いるだけで、見ていないときよりもうまくできなかったり、
逆にうまくできたりすることを「社会的促進」と言うようです。

あなたがどちらのタイプにせよ、共通しているのは、
人の目が気になるということ。

程度の差はありますが、人はだれでも他人の目が気になるもの。

私たちにとって、周りの目に自分がどう映っているは、
最大の関心ごとのひとつなのです。

それでは、なぜそれほどまでに、私たちは人の目が気になるか?

  「それは、人の目が自分を映し出してくれるからです。
  私たちは、自分のことを知りたい。人から好かれる人柄かどうか。
  有能とみなされているかどうか。人によい印象を与えられる
  タイプかどうか。それを知りたい。だれもがそう思っているはずです。
  それを教えてくれるのが人の目です。
  人の目は、言ってみればモニターカメラのようなもの。
  自分の姿が客観的にどう見えるのか。
  それを教えてくれるのが人の目なのです。」

本書は心理学博士で、MP人間科学研究所代表の榎本博明さんと、
同研究所で研究員を務める立花薫さんの共著です。

お2人は、人の目が気になる心理メカニズムを解き明かし、
人の目から解放されるためのヒントを示してくれます。

また、人の目が気になることをプラスに活用する術も紹介されています。

  第1章 人の目の気になり方は十人十色
  第2章 なぜ、人の目が気になるのか
  第3章 日本人特有の読み取りコミュニケーション
  第4章 人の目にさらされる人たちに学ぶ
  第5章 人の目を味方につける22の技術。

専門的用語を使わず、平易な言葉で書かれているので、
理解できないような部分はありません。

また、ほとんどが身近な例で解説されているので、
人の目を気にして、緊張してしまう心理など、
書いてあることにも共感できる人が多いと思います。

人の目が気になって、失敗を繰り返している人には、
本書のアドバイスは救いになるでしょう。

ただし、人の目がそれほど気にならない人にとっては、
そもそもそういう人は、本書を手に取らないと思いますが、
想定の範囲内と感じる部分が多いかもしれません。

私はどちらかと言うと、あまり人の目が気にならないタイプ。

昔はもっと気になりましたが、最近はそれほどでもありません。

年とともに、気になり方も変わっていくのでしょう。

私が本書でギクリとしたのが、
「人の目を気にしなさすぎて起こるトラブル」という記述です。

人の目を気にしないことがあまりに行き過ぎると、
相手の立場で考えるという姿勢に欠け、
気づかないうちに、他人に迷惑をかけていることがあるようです。

これには、ちょっと思い当たることがありました。

この本から何を活かすか?

日本人が、欧米人より人の視線を気にする理由。

それは、視線の扱い方が180度違う文化的背景にもあるようです。

欧米人は、互いに凝視しながら握手をする文化。
一方、日本人は、互いに頭を下げてお辞儀をする文化。

はじめて会ったときのコミュニケーションの取り方からして、
大きく違います。

欧米流コミュニケーションでは、相手に目を合わせないのは
不信感や自信のなさを感じさせますが、
日本人は、相手に視線を向けすぎるのは失礼だと考えます。

この文化の違いが、視線を気にする度合いにも影響しているのです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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