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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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臆病者のための億万長者入門

臆病者のための億万長者入門 (文春新書)臆病者のための億万長者入門 (文春新書)
(2014/05/20)
橘 玲

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kindle版 臆病者のための億万長者入門

満足度★★★
付箋数:21

本書をこれから読もうと思って机の上に置いておいたら、
妻が興味を示しました。

「橘玲って、懐かしいね。今、読む本ないから借りっていい?」

もちろん、私は妻が先に読むことをOKしました。

数時間後、私の手元に本書が戻ってきたときに、
「どうだった?」と聞いてみると、次のような感想を口にしました。

「結局、言ってることは前と同じなんだね。
でも、昔みたいに、読んでいてワクワクしなかった。」

ちなみに、妻が橘さんの投資実用書で読んでいるのは、
2002年に刊行された『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』と、
2006年刊行の『臆病者のための株入門』ぐらいのはずです。

しかし、昔はワクワクしたというのは、橘さんの小説の
マネーロンダリング』や、単著ではない「ゴミ投資家シリーズ」の
印象が強く残っているからだと思います。

私たちが結婚して間もない頃、未開の地に冒険に
出ていくような気持ちで、「ゴミ投資家シリーズ」を
むさぼるように読んでいたことを思い出しました。

さて、本書は橘さんが2013年4月から2014年1月まで
週刊文春に連載した「臆病者のための資産運用術」と、
2012年1月から2013年8月まで月刊いきいきに連載した
「65歳からの投資家入門」をもとに、加筆再構成したもの。

  「本書でこれから述べるのは、金融業界では誰もが当たり前だと
  思っていながら、暗黙のうちに “それはいわないことにしておこう”
  と決めていることだ。(中略)それはあなたが漠然と思っている
  (あるいは “金融のプロ” から聞いている) “常識” とは
  まったく違うかもしれないが、ちゃんと読んでもらえば、
   “論理的に考えればそうなるほかはない” と納得して
  いただけるはずだ。」

  はじめに 金融業界の不都合な真実をすべてのひとに
  第1章 資産運用を始める前に知っておきたい大切なこと
  第2章 「金融の常識」にダマされないために
  第3章 臆病者の株式投資法
  第4章 為替の不思議を理解する
  第5章 「マイホーム」という不動産投資
  第6章 アベノミクスと日本の未来
  終章 ゆっくり考えることのできるひとだけが資産運用に成功する
  あとがき 金融リテラシーの不自由なひとに感謝を

本書に書かれていることは、確かに論理的考えてそうなること
ですが、必ずしもそれが金融マーケットで起こるとは限りません。

2013年5月に日経平均が1000円以上暴落したことを、
事前に「株価は下落する」と論理的に考え的中させた話しが
出ていますが、タイミングについてはたまたまでした。

橘さん自身も、「それがいつかは神のみぞ知る」と書いています。

投資において、それがいつ起こるかは、重要な要素で、
タイミング次第で、利益にも損失にもなり得ます。

だからこそ、本書でもススメられている、
タイミングによらない投資法が王道と言えるのです。

ちなみに、本書では個人投資家には、
「暴落を待って、株価が回復するまでドルコスト平均法で
分散投資すること」が、最も合理的な投資法として
紹介されていました。

ここが、「バリュー平均法」ではなく、「ドルコスト平均法」
だったところが、私の妻に、進歩がないという意味で、
昔と変わらないと言わせたところなのかもしれません。

この本から何を活かすか?

あなたが、お金持ちかどうか一瞬でわかる式

  期待資産額 = 年齢 × 年収 / 10

もともとは、トマス・スタンリーさんの『となりの億万長者』の
なかに書かれている指標ですが、本書ではこれを引用し、
「自分が金持ちかどうかを知るための魔法の方程式」として
紹介していました。

例えば、40歳で年収500万円とすると、期待総資産額は2000万円。

純資産額(資産の時価総額-負債)が2000万円を
上回っていれば金持ちで、下回っていれば貧乏人ということです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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