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読んだ本を、どう活かすか? セミリタイヤしたikadokuが、週に5冊、ビジネス書・自己啓発本・投資本・ベストセラーなどの本を紹介します。

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伝わっているか?

伝わっているか?伝わっているか?
(2014/06/09)
小西利行

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kindle版 伝わっているか?

満足度★★★★
付箋数:25

  「僕は、コピーライティングは職業ではなく、
  技術だと思っています。技術だからすべての仕事に応用が利くし、
  政治にも恋愛にも使える。言葉が存在している世界の
  すべての領域で必要な技術だと思います。」

本書は、第一線で活躍するコピーライターの小西利行さんが、
試行錯誤を経て、20年かけて作り上げた、「伝わる言葉」の
つくり方、使い方、考え方をまとめた「伝わるメソッド」の本です。

「伝える」技術ではなく、「伝わる」技術。

「伝える」ことにフォーカスしてしまうと、
相手のことを考えずに、自分本位のコミュニケーションになります。

自分の意思だけを押し通すエゴになってしまうと、
相手から興味を持たれず、聞いさえもらえません。

しかし「伝わる」技術では、相手の気持ちを想像して
伝えますから、興味を持って聞いてくれて、心も動くのです。

「伝わるメソッド」はコミュニケーションの技術なので、
仕事以外の、普段の日常的な会話でも使えます。

例えば、好きな人に「会いたい」気持ちを伝える時。

  「今日、会える?」
    より
  「1分だけでもいいから、今日、会える?」

一言付け加えるだけで、ずいぶん印象が違いますね。

待ち合わせに遅刻した時には、

  「ごめん、遅刻した。向かってます。」
    より
  「ごめん。スタバで珈琲飲んで待ってて。おごるから。」

と相手の気持を考えてメールします。

本書は、ストーリー形式で「伝えるメソッド」を紹介します。

舞台は、東京のとある商店街にあるスナック。

オネエの店長「ももこ」が店長を務める、潰れかけのスナックに、
コミュニケーションの達人の「イルカ」が客として訪れます。

イルカは「伝わっているか?」と質問しながら、
ももこの相談に乗り、店で人気のなかったナポリタンを
人気商品にする「伝わる」方法を伝授します。

イルカは他にも、サラリーマンや、商店街副会長、
役場の観光課長、ももこの友人など、スナックにやってくる客の
コミュニケーションに関する相談に乗ります。

  ・ブサイクな男ふたりが、会社一の美女と合コンできた理由とは?
  ・商店街の不法投棄ゴミが、たった一晩でなくなった理由とは?
  ・お金を1円も使わずに、新商品が飛ぶように売れた理由とは?
  ・離婚寸前の夫婦が、仲睦まじい夫婦になった理由とは?
  ・潰れかけたゲイバーが、大繁盛した理由とは?

時々ドヤ顔をするイルカと、いろいろな悩みを抱える
スナックの客との会話を楽しみながら、小西さん秘蔵の
20個の「伝わるメソッド」を学べるのは素敵です。

コミュニケーションはすべての活動の根幹。

本書の技術を学ぶと、面白いアイディアを生み出せたり、
様々な問題さえも解決できるようになります。

この本から何を活かすか?

本書の、20のメソッドの中から、いくつか紹介します。

  メソッド1 「だけしか」
  言葉を限定して、普通のモノを欲しいモノに変えます。

    「君が好きです」
      より
    「一度だけ言うよ。君が好きです。」

  メソッド4 「アゲサゲ」
  最初にムリめな要求をして、本当の要求をすんなり通す

    あなた海外旅行に連れてってよ!(←ハードルを上げる)
    無理なの?
    じゃあ、温泉は?(←本当の要求)

  メソッド13 「イメチェン」
  名前を変えれば、イメージが変わり、愛され、喜ばれ、売れる。

    「きれいなおばちゃん」 → 「美魔女」

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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