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社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方

2014年06月23日
仕事術・スキルアップ・キャリア 0
社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方社畜もフリーもイヤな僕たちが目指す第三の働き方
(2014/06/24)
佐藤 達郎

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満足度★★★
付箋数:22

あさ出版の畑下さんに献本いただきました。ありがとうございます。

どうしても避けられない、長時間労働。
精神的にも肉体的にも、続けるのがハードな仕事内容。

そして、なにより望まないことを強いられても、
それを拒否できないツラさ。

あなたの職業人生は、会社や組織に奪われていませんか?

会社の言いなりになって、自分の信念や意志を持たずに
働いている状態が、いわゆる「社畜」。

しかし、組織に属したまま、脱社畜化するのは難しい。

そこで考えるのが、「独立・起業」の道ですが、
いきなり会社を辞めて、起業一本でスタートするのは、
非常にリスキーです。

私たちの選択肢は、「会社員」と「独立・起業」の
2択しかないのでしょうか?

かつて、藤井孝一さんは在職中から起業するスタイルを
提唱し、それを「週末起業」と呼びました。

この働き方は、会社員から一足飛びに独立・起業するのではなく、
途中の段階を設けてリスクを減らしたもので、
最終目標は独立・起業ですから、2択には変わりありません。

しかし、本書の著者、佐藤達郎さんが示すのは、
それとは異なる、第三の働き方です。

それが「モジュール型ワーキング」という働き方。

会社員、フリーランスといった業務形態に囚われず、
働く内容と収入をいくつかの「モジュール(働き口)」に分けて、
そのモジュールの組み合わせで、職業人生を組み上げていきます。

例えば、会社員をやりながら、フリーのカメラマンとしても働き、
カフェも経営する。

例えば、フリーでカメラマンをしながら、
ライターやデザイナーもやる。

職業形態ではなく、「どのように仕事を組み合わせるか」が、
このワークスタイルのポイントです。

本書では、モジュール型ワーキングという働き方を提案し、
実際にどのようにして、この働き方へ移行するかを
丁寧に解説します。

モジュール型ワーキングは、4つのタイプに分かれます。

現在持っている自分の専門性を追求し、その専門性を軸として
モジュールを拡張する「専門性追求拡張タイプ」。

現在持っている本業はキープしつつ、本業とは関係のない
領域に興味・関心を拡散し、新たなモジュールをつくる
「本業キープ拡散タイプ」。

自分の憧れ、夢、やりたいことを本業として成立させるために、
他の仕事で収入の確保を図りつつ、その憧れにつながる
モジュールを持ちながら働く「憧れ中心下支えタイプ」。

自分の設定するテーマにつながりそうな仕事はなんでも
雑食的に取り組み、複数のモジュールを持って働く
「テーマ中心雑食タイプ」。

本書では、自分の現状と環境をSWOT分析で把握し、
どのタイプのモジュール型ワーキングが適切かを判断します。

更に、自分のタイプか決まった後は、ワークシートを利用して、
段階的にモジュール型ワーキングの実践に移ります。

本書には、佐藤さん以外にも、このワークスタイルを採用する
安藤美冬さんなど、4人の実践者へのインタビューも掲載。

モジュール型ワーキングのイメージが掴めるように
書かれています。

この本から何を活かすか?

  「収入の確保」×「やりがい」×「働き心地」

この3つのバランスが、モジュール型ワーキングのカギ。

この中で、見落とされがちなのが「働き心地」です。

モジュール型ワーキングでは、一般の会社員と比べ
人間関係が希薄になる可能性もあるので、
「働き心地」が悪くならないよう注意が必要なようです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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この記事を書いた人: ikadoku
毎朝4時に起きて本を読み、13年以上ブログで紹介記事を投稿しています。北海道在住。たまに旅行で長期の休みを取ります。

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