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ノヤン先生のマーケティング学

ノヤン先生のマーケティング学ノヤン先生のマーケティング学
(2014/04/23)
庭山 一郎

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kindle版 ノヤン先生のマーケティング学

満足度★★★★
付箋数:24

  「オオコノハズクのノヤン先生は、ちょっとガンコなところも
  あるけれど、とっても物知りな、みんなの人気者。
  シンフォニーの森に夕日が沈むと、彼の元にはたくさんの
  ひとや動物たちがマーケティングの話を聴きに訪れます。
  さて、今日はいったい、どんなお話が聴けるのでしょうか・・・」

ノヤン先生は、世界で唯一、マーケティングで生計を立てる
ちょっと変わったミミズクです。

1982年から、マーケティングを一生の仕事にした、
この道30年のベテランマーケター。

専門はBtoBマーケティング、データベースマーケティングですが、
BtoCの顧客管理プロジェクトやブランディングの経験も多い。

読書と音楽と、森を吹き抜けるハンモックをこよなく愛し、
マーケティングの面白さを伝える語り部です。

本書は、このようにミミズクのノヤン先生が語る形式で書かれた
マーケティング講義本です。

シンフォニーマーケティング社の運営するWebサイト、
マーケティングキャンパスで庭山一郎さんが連載している
ノヤン先生のマーケティング講座」をもとに書籍化したものです。

  第1章 マーケティングを創造した巨匠たち
  第2章 マーケティングのフレームワークとセオリー
  第3章 顧客や製品、市場を評価するフレームワーク
  第4章 マーケティングのチャネルとツール
  第5章 マーケティングの組織とキャリア
  第6章 マーケティングの学び方と新しい潮流

最初の講義は、マーケティング界の巨人、
セオドア・レビットさんの紹介から始まります。

  「今の日本の若いビジネスパーソンにマーケティング学者の
  名前を尋ねれば、フィリップ・コトラー、デービッド・アーカー、
  ジェフリー・ムーアなどの名前が挙がるじゃろう。

  経営者に聞けば、これに経営学の大家ピーター・ドラッカーや
  戦略論のマイケル・ポーターが入るかもしれんの。

  みなそれぞれに偉大な学者で研究者なのじゃが、ワシは現代の
  マーケティングに最も影響を与えた人は誰かと聞かれれば、
  最初に挙げるのはセオドア・レビットなんじゃ。」

レビットさんは、「ドリルを買う人が欲しいのは “穴” である」
という格言が有名な方ですね。

マーケティング界で、最も有名なのは、フィリップ・コトラーさん
ですが、ノヤン先生は、レビットさんの方がお気に入り。

  「コトラーの方は編纂家として偉大な貢献をした人じゃと
  ワシは考えておるんじゃ。多くのマーケティング学者や実務家の
  論文や戦術を体系化し、精緻にまとめてマーケティングの
  百科事典といえるものを編纂し続けている人なんじゃ。

  じゃからコトラーの本を読むと眠くなるんじゃよ。
  誰でも百科事典を読んでおれば眠くなるじゃろう。

  それに対して、レビットは独創的な発想と文学者のような
  表現力が特徴なんじゃ。ユーモアと適度な毒を含んだ文体は
  小説のように面白く、特に事例の使い方や比喩に秀でているので
  思わず引き込まれ、眠くなるのも忘れて一気に読んでしまうのが
  レビットの著作の特徴なんじゃよ。」

ノヤン先生は、このようにレビットさんを評していますが、
私の本書に対しての印象も、これに近いものがあります。

正直、ミミズクが語っているという奇抜な設定は
忘れてしまうぐらい、その語り口に引き込まれます。

同時にマーケティングに関する知識が、頭にスッと入る感じがします。

この本から何を活かすか?

ノヤン先生は、シンフォニーの森に住むという設定ですが、
実際に、「Symphony Forest」はあります。

ナチュラリストでもある庭山さんは、赤城山麓の中腹、
標高500mにある荒れ放題になっていた森を買い取り、
森林を再生するプロジェクトに取り組んでいます。

庭山さんは、ノヤン先生のコラムの大半を
シンフォニーの森にあるコテージで執筆したそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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| マーケティング・営業 | 06:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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