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僕がグーグルで成長できた理由

僕がグーグルで成長できた理由(わけ) 挑戦し続ける現場で学んだ大切なルール僕がグーグルで成長できた理由(わけ) 挑戦し続ける現場で学んだ大切なルール
(2014/02/26)
上阪 徹

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満足度★★★
付箋数:21

「人類が使うすべての情報を集め整理するという」
壮大な目的を持って、検索以外にも様々なサービスを提供し、
ITの世界をを牽引するグーグル。

「働きがいのあるグローバル企業」ランキングでも1位に輝き、
世界中から優秀な人材が集まっています。

そんなグーグルの中で、「最も活躍する日本人」と呼ばれる
人物がいます。

その人物とは、現在、グーグルの東京オフィスで
製品開発本部長を務めている徳生健太郎さん。

グ―グルで最も活躍する日本人とは、どのような人物なのか?

いかにして彼は、創業者ラリー・ペイジさんも認めるような、
目覚ましい実績を上げるようになったのか?

本書はインタビュー本に定評のある上阪徹さんが、
徳生さんに直接、長時間の取材を行い、
世界トップレベルの現場で結果を出す秘密に迫った本です。

元々は、日経ビジネスオンラインにおいて2012年8月から
2013年7月まで、20回に渡り連載して好評を得ていた、
「グーグルで最も活躍する日本人の軌跡」の記事がベース。

本書はその記事に加筆修正を行い、書籍化したものです。

徳生さんは、進学校として有名な筑波大学附属高校に
通っていましたが、日本の受験勉強に違和感を覚え、
高校3年の6月に突然、中退。

そして単身、アメリカに渡ります。

現地の高校に編入した後、コーネル大学へ進学。

コンピュータサイエンスを学び、スタンフォード大学大学院へ
進み、卒業後はシリコンバレーのベンチャー企業に就職します。

順風満帆だった徳生さんの技術者としてのキャリアは、
ITバブルがはじけたことで一転、35歳でレイオフを経験します。

その後、2003年に米グーグルで2人目の
インターナショナル・プロダクトマネジャーとして入社します。

徳生さんがグーグルに入社して初めて挑んだミッションが
検索連動型広告の多国展開でした。

徳生さんが入社当時のグーグルは、現在ほど国際展開が
進んでおらず、検索連動型広告のインターフェイスが
対応していたのは、わずか7言語に過ぎませんでした。

新しい言語に対応するためには、各通貨への対応や支払い方法の
仕組みづくりが必要で、当時、2年かけてやっと7言語に
対応するペースで展開されていた状況でした。

そんな中、ラリー・ペイジさんから、徳生さんに出された要求は、
1四半期で20ヶ国に展開せよという無謀なものでした。

グーグル内で誰もが、「20ヶ国同時なんて無茶だ」、
「あり得ない」と考える中で、徳生さんは20ヶ国もの翻訳を
一気に進め、各国で検索連動型広告ができるプロダクトを
本当に作り上げてしまいました。

この困難極まりないプロジェクトを成功させたことで、
徳生さんは、優秀な人材の宝庫であるグーグル社内を驚かせ、
その名が広く知られるようになりました。

本書では、有名進学校をドロップアウトしてから、渡米し、
現在のようにグーグルの「顔」として活躍するようになるまでの
徳生さん半生をレポートします。

上阪さんは、取材をする中で、徳生さんが渡米して身につけた力は、
何より「強さ」だったのではないかと感じています。

また、本書は徳生さんの仕事ぶりを通じて、
グーグルの社風や価値基準なども描いていますから、
グーグル自体に興味がある方も満足できる内容になっています。

この本から何を活かすか?

  「アメリカこそ正しい」という思い込み

徳生さんは、アメリカに渡った直後、普通、トイレのドアは、
誰も入っていないときは「開けておく」と教わりました。

中に誰も入っていないことがわかり、ノックの必要もないので、
さすがアメリカ式は能率的だなと関心したそうです。

この時は、日本はなんて能率が悪いんだとも感じたとか。

しかしその後、フランスでも、トイレのドアは普通、
閉めておくことを知り、トイレのドアに関して特異なのは、
日本ではなくアメリカだったことに気づいたそうです。

Miss a meal if you have to, but don't miss a book.
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